タイトルコード |
1000101138130 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中小企業決算の透明性と信頼性 |
書名ヨミ |
チュウショウ キギョウ ケッサン ノ トウメイセイ ト シンライセイ |
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改善に向けた実証・理論・実務研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
越智 信仁/編著
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著者名ヨミ |
オチ ノブヒト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
同文舘出版
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥3900 |
ISBN |
978-4-495-21062-5 |
ISBN |
4-495-21062-5 |
数量 |
10,270p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
336.92
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件名 |
決算・決算報告
中小企業
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内容紹介 |
非上場中小企業における決算開示の透明性・信頼性を向上させるには、いかなる課題や施策があるのか。金融機関の融資・審査部署への質問票調査をはじめ、制度、実証、理論、実務等、多角的に検討する。 |
著者紹介 |
愛媛県今治市生まれ。関東学院大学経営学部教授、税理士。京都大学博士(経済学)、筑波大学博士(法学)。著書に「IFRS公正価値情報の測定と監査」など。 |
目次タイトル |
序章 本書の目的・方法と構成 |
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1 本書の目的・問題意識 2 研究の方法と本書の構成 |
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第Ⅰ部 中小企業決算を取り巻く諸制度 |
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第1章 中小会社の会計とその保証をめぐる会社法上の諸問題 |
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1 はじめに 2 中小会社の計算の公開 3 中小会社にとっての一般に公正妥当と認められる企業会計の慣行 4 中小会社の計算の信頼性確保-監査役にとっての潜在的リスク- 5 会計専門職業人による信頼性確保の必要-会計調査人(仮称)導入の提案- 6 おわりに |
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第2章 会社法監査の義務付け範囲とIAASBの「複雑性の低い事業体の監査」プロジェクト |
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1 はじめに 2 国際的にみた会社法監査の対象 3 わが国における会社法監査 4 国際監査・保証基準審議会による「複雑性の低い事業体の監査」プロジェクト 5 おわりに |
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第3章 中小企業会計の制度的特徴 |
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1 はじめに 2 中小企業の特徴 3 わが国の会計制度 4 中小企業会計としての税法基準 5 おわりに |
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第4章 書面添付制度の利用状況と普及への課題 |
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1 はじめに 2 書面添付制度の効用と利用状況 3 制度利用が捗々しくない要因 4 制度利用促進に向けた追加的誘因付与の考察 5 おわりに |
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第Ⅱ部 決算開示の信頼性を巡る実証と理論 |
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第5章 中小企業決算開示の信頼性等に関する質問票調査 |
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1 はじめに 2 先行研究 3 質問票調査の内容と結果 4 クロス集計を含めた統計的分析 5 おわりに |
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第6章 税務会計論等からの考察 |
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1 はじめに 2 会社法の観点からみた中小企業向けの会計制度 3 税法基準の検討 4 中小企業向けの会計制度に対する保証業務に内在する問題 5 おわりに |
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第7章 内部監査の視点からみた税理士の期中関与による決算書の信頼性向上効果 |
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1 はじめに 2 書面添付制度 3 税務監査 4 内部監査の機能 5 決算書の信頼性 6 内部監査に関する情報提供 7 おわりに |
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第8章 財務諸表の信頼性確保における専門家業務の位置づけ |
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1 はじめに 2 議論の前提 3 議論の枠組み 4 会計職業専門家業務の位置づけ 5 おわりに |
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第Ⅲ部 中小企業決算・税理士実務と海外事例 |
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第9章 DXによる透明性・信頼性への貢献可能性 |
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1 はじめに 2 中小企業における経理担当者の状況および会計ソフト導入の状況 3 会計ソフトを利用するメリットと自動仕訳機能 4 会計ソフトの機能向上による透明性・信頼性への貢献可能性 5 おわりに |
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第10章 書面添付制度の実務的課題と活用の方策 |
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1 はじめに 2 書面添付制度の実務における歴史的・実務的変遷 3 書面添付制度を通じた中小企業の計算書類に対する信頼性確保 4 書面添付制度における今後の方策 5 おわりに |
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第11章 諸外国における監査以外の中小企業の会計情報の信頼性確保策 |
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1 はじめに 2 概観 3 ドイツ-ベシャイニグング- 4 フランス-プレザンタシオン業務- 5 スイス-限定監査- 6 デンマーク-拡張されたレビュー- 7 エストニアとラトビア-レビュー- 8 南アフリカ-独立レビュー- 9 アメリカ合衆国-任意のレビューとコンピレーション- 10 おわりに |
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終章 総括と今後の課題 |
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1 本書の総括 2 今後の課題 |