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この本を読むみなさんへ-イビツァ・オシム |
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prologue 民族のたたかいに翻弄されたサッカー選手たち |
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第一章 サッカーと紛争のはざまで |
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ドラガン・ストイコビッチ-情熱と波乱に満ちた人生の軌跡 |
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世界を震撼させた伝説の男 |
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エゴイスティックな妖精/「乱暴者」の思慮深さ/とてつもない謝礼金/ちびネズミの勇気と知恵/七秒の伝説/サッカーが「芸術」になったとき/「ユーゴの選手はダンスをする」/スーツ姿の革靴シュート |
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滅びゆく祖国 |
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スタジアムでの強襲事件と「ユーゴ」の崩壊/不機嫌、憎しみ-これが同じ国か?/サッカーと「民族主義」/銃で撃ち抜かれた選手の顔写真/紛争を金で演出する広告屋たち/否定される「誇り」と復活のその日 |
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第二章 サッカーが「民族」を超えるとき |
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イビツァ・オシム-寛容さと多文化への静かなオマージュ |
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混迷のユーゴを旅する |
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だれもがその人を「最高の監督」と呼んだ/新たなチャレンジへ向けて/「ユーゴ」が「連邦国」である理由/カリスマ・チトーの理念と三つの政策/ストイコビッチ、空爆への抗議の試み/コソボで目にした奇妙な風景/見すてられた土地のサッカーリーグ |
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包囲された故郷 |
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オシムが破った「配慮」という慣習/一一人対二万人のたたかい/凶弾という最後の報酬/「オシム監督、どうか自分を呼ばないで」/生まれた町で紛争がはじまった/サラエボに取りのこされた妻と娘/「人生には、サッカーよりたいせつなものがある」/戦争、そこから学べるものはなにもない |
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僕らをつなぐオシムの言葉 |
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あやうい「経験主義」/寛容さと多文化へのオマージュ/オシムの家の銃弾トロフィー/新しく芽ぶく、たしかな希望 |
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第三章 オシムからの旅 |
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この国は「平和」なのか-遠くの問題が照らしだす、僕らの足もと |
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ユーゴから日本へ |
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ユーゴで見た「民族」という神話/憎しみをあおれば、平和は遠ざかる/嫌悪によって結びつく人々/「見えないもの」という存在/日本にもどれば「よそごと」なのか |
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僕らが「民族」と向き合うために |
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「KY」の行きつく果て/「ピンポンさん」の悲願と奇跡/「スポーツ」と「政治」の結びつきを超えて/僕はなぜ「民族」にこだわるのか/「日本人」は、どこにいる?/たったひとりの選手の向こうに |
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