タイトルコード |
1000100131133 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「つながり」の戦後文化誌 |
書名ヨミ |
ツナガリ ノ センゴ ブンカシ |
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労音、そして宝塚、万博 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長崎 励朗/著
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著者名ヨミ |
ナガサキ レオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
河出書房新社
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出版年月 |
2013.12 |
本体価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-309-24644-4 |
ISBN |
4-309-24644-4 |
数量 |
222p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
760.6
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件名 |
大阪勤労者音楽協議会
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内容紹介 |
かつて都市勤労青年を中心に人気を集め、日本最大の音楽鑑賞団体であった「大阪勤労者音楽協議会」、通称「労音」。大阪労音の軌跡を軸に、戦後日本における人と人、文化と文化の「つながり」を読み解く。 |
著者紹介 |
1983年大阪生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。京都文京大学専任講師。日本マス・コミュニケーション学会優秀論文賞受賞。 |
目次タイトル |
序章 「つながり」としての労音 |
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1 二つの「つながり」 2 普遍的な答えを求めて |
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第1章 労音の誕生<1949〜1953> |
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1 名物館長・十河巌 2 アマチュアによる会員集め 3 「良い音楽」と「俗悪な音楽」 4 教養の欲求充足装置 |
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第2章 初代会長・須藤五郎 |
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1 最先端の左傾音楽学生 2 宝塚と労音構想 3 ナチスと労音 4 キッチュ 5 「キッチュ」な宝塚の教育力 |
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第3章 停滞期の葛藤<1953〜1956> |
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1 ローカル団体からの脱皮 2 ポピュラー・ミュージック論争 3 中間文化と停滞のメカニズム 4 会場事情の悪化と対抗団体の設立 5 「うたごえ」運動と労音 |
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第4章 「ゴジラ」化する労音<1957〜1960> |
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1 ペギー葉山リサイタル 2 創作ミュージカル運動 3 名プロデューサー・浅野翼 4 浅野翼の「芸術至上主義」 5 労音から万博へ 6 プロデュースとキッチュ |
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第5章 前衛・教養・キッチュ<1960〜1969> |
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1 リースマン、労音へ行く 2 プレイガイド化する労音 3 大阪労音フォーク路線 4 文化の三機能と三例会制 5 文化の生態史観 |
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第6章 労音の衰退<1969〜1974> |
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1 事務局員大量退職事件 2 労音の落とし子 3 歌って踊って恋をして? 4 労音衰退の原因 |
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終章 宝塚・労音・万博 |
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1 寂しさの指標 2 時代は変わる 3 メディアとしてのポピュラー文化 |