タイトルコード |
1000100443093 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
魯迅 |
書名ヨミ |
ロジン |
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野草と雑草 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
秋吉 收/著
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著者名ヨミ |
アキヨシ シュウ |
出版地 |
福岡 |
出版者 |
九州大学出版会
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出版年月 |
2016.11 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-7985-0191-8 |
ISBN |
4-7985-0191-8 |
数量 |
4,375,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
921.7
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件名 |
野草(魯迅)
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個人件名 |
魯迅 |
注記 |
魯迅『野草』関連年譜・文献目録:p353〜369 |
内容紹介 |
魯迅の最高傑作である散文詩集「野草」は、同時代中国の文人や日本文学などからの模倣に支えられていた。その意外な事実を一次資料の緻密な調査によって跡づけ、魯迅の意識の深層を明らかにする。「野草」新訳も収録。 |
目次タイトル |
序章 「野草(Ye‐cao)」と「雑草」 |
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一 日本語と中国語 二 魯迅における「野草(Ye‐cao)」 三 「野草(Ye‐cao)」の翻訳を通して |
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第Ⅰ部 『野草』論 |
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第1章 徐玉諾と魯迅 |
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一 二人の関係について 二 散文詩人としての徐玉諾 三 人と「亡霊(鬼)」の狭間で 四 『野草』における徐玉諾 五 出会いそして別れ |
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第2章 「犬の反駁」「論を立てる」の位置 |
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序 一 従来の評価 二 「犬の反駁」をめぐって 三 晨曦「新亡霊協会」 四 「犬の反駁」の素材 五 「論を立てる(立論)」をめぐって |
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第3章 北京『晨報副刊』 |
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序 一 「ツルゲーネフ散文詩五〇篇」訳載 二 魯迅と『晨報副刊』 三 与謝野晶子「雑草」掲載 |
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第Ⅱ部 「影の告別」論 |
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第4章 タゴール、徐志摩の影響 |
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一 「インドを除く」 二 “詩人”徐志摩と魯迅 三 西洋との出会い |
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第5章 周作人の影 |
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序 一 『野草』とエスペラント 二 『野草』とボードレール 三 佐藤春夫「形影問答」 四 詩人としての周作人 |
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第6章 「行く」か「留まる」か |
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一 「住」の翻訳から 二 「往」か「住」か 三 「不愿住」の解釈について 四 “異端”の説 |
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第Ⅲ部 『野草』と日本文学 |
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第7章 与謝野晶子 |
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一 周作人訳「貞操論」 二 共有する「草」への情感 三 魯迅の愛した“植物” 四 魯迅と与謝野晶子 |
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第8章 佐藤春夫 |
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一 従来の認識 二 「影の告別」と「形影問答」 三 佐藤春夫「私の窓」と掲載誌『中央文学』 四 “詩人”佐藤の終焉 |
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第9章 芥川龍之介 |
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一 二人の出会い 二 魯迅『野草』と芥川『わが散文詩』 三 魯迅『野草』と芥川『春服』 四 魯迅の芥川評価をめぐって 五 二人の「詩人」 |
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第Ⅳ部 「詩人」魯迅 |
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第10章 「詩」への想い |
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一 魯迅の「想い」 二 芥川の「想い」 三 二人の遺した「詩」 四 詩人の別れ |
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第11章 「雑文家」への道 |
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序 一 「詩人魯迅」の形成 二 “詩”集としての『野草』 三 魯迅の文学 |
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第12章 『野草』の成立 |
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一 魯迅と「『吶喊』の評論」 二 成【ホウ】吾「詩之防御戦」 三 『創造週報』をめぐって 四 『野草』の命名について |
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新訳 散文詩集『雑草』 |