タイトルコード |
1000100337461 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
デモクラシーという作法 |
書名ヨミ |
デモクラシー ト イウ サホウ |
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スロヴァキア村落における体制転換後の民族誌 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
神原 ゆうこ/著
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著者名ヨミ |
カンバラ ユウコ |
出版地 |
福岡 |
出版者 |
九州大学出版会
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出版年月 |
2015.11 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-7985-0169-7 |
ISBN |
4-7985-0169-7 |
数量 |
14,350p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
302.3483
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件名 |
スロバキア
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注記 |
文献:p314〜332 年表:p333〜338 |
内容紹介 |
東欧革命の記憶と、社会主義時代への懐古、デモクラシーへの期待と、経済格差の顕在化。スロヴァキア村落の人々の語りと実践を通して、市民社会を模索することの意義と価値を問う。 |
著者紹介 |
1977年山口県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。北九州市立大学基盤教育センター准教授。専門は文化人類学、中東欧地域研究。 |
目次タイトル |
序 「革命」のあと |
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第1部|体制転換を取り巻く諸概念の検討 |
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第1章 文化人類学が体制転換を扱うことの可能性 |
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1 体制転換後のスロヴァキア社会 2 ローカルな場における政治的価値観の検討にあたって 3 研究方法 |
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第2章 現地の人々にとっての市民社会とアソシエーション |
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1 スロヴァキアにおける市民社会論の所在 2 社会主義時代における市民社会の存在可能性 3 アソシエーション活動に託す希望 |
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第2部|国境地域の村落の人々の生活変化とデモクラシーの自覚 |
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第3章 スロヴァキア西部国境地域における人々の生活の変容 |
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1 スロヴァキア西部国境地域の概観 2 調査地について 3 「断絶」の時代の記憶 4 有刺鉄線の撤去後 5 ヨーロッパ地域統合時代の国境地域 |
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第4章 自覚されるデモクラシーとつながりの再生 |
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1 「革命」の時代が生んだ価値観 2 新しい隣人との交流とその共有 3 時代を担う経験 |
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第5章 国境の開放としたたかな熱狂 |
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1 国境の開放と「革命」のずれ 2 アソシエーションの連携の契機としての地域交流 3 ボランタリーな活動のポテンシャル |
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第3部|「自治」の時代の人々にとってのデモクラシー |
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第6章 ネオリベラリズムの時代の自治/「自治」 |
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1 地方分権化と「自治」 2 「自治」の模索 3 リエカ村の「自治」と自治の間の可能性 |
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第7章 「自治」の時代の自律性を支えるモラリティの存在 |
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1 「自治」を支えるアソシエーションのシステムと村落 2 「自治」と自律性 3 村のための「自治」と村のためのモラリティ |
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結論 デモクラシーという作法 |