タイトルコード |
1000101130968 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
統治理念と暴力 |
書名ヨミ |
トウチ リネン ト ボウリョク |
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独立インドネシアの国家と社会 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
今村 祥子/著
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著者名ヨミ |
イマムラ サチコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2024.1 |
本体価格 |
¥7400 |
ISBN |
978-4-13-036288-7 |
ISBN |
4-13-036288-7 |
数量 |
12,292,16p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.24
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件名 |
インドネシア-政治・行政-歴史
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個人件名 |
Soeharto |
注記 |
文献:巻末p7〜16 |
内容紹介 |
インドネシアで30余年にわたり大統領の座に座り独裁的支配を築き上げたスハルト。スハルト体制下の苛烈な暴力行使を、同体制が構築しようとした、国家・社会関係の理念と深く結びついた、必然的な要素として捉え考察する。 |
著者紹介 |
神奈川県生まれ。博士(法学)。京都大学東南アジア地域研究研究所連携講師。 |
目次タイトル |
第一章 無法の暴力が支える調和 |
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一 問題設定 二 既存研究における位置づけ 三 本書の構成 |
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第二章 パンチャシラ |
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一 はじめに 二 パンチャシラの誕生 三 国軍とパンチャシラ 四 パンチャシラの変遷 五 反政党とパンチャシラ 六 スハルトのパンチャシラ 七 スカルノとスハルト |
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第三章 九・三〇事件 |
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一 はじめに 二 スハルト体制が描く「大衆の自発的行動」 三 地方における虐殺 四 一体化する国家と民衆の暴力 |
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第四章 タンジュンプリオク事件 |
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一 はじめに 二 事件の経緯 三 スハルトのパンチャシラとイスラーム知識人 四 タンジュンプリオクにおけるイスラーム・シンボル 五 情報統制 六 対イスラーム作戦としてのタンジュンプリオク事件 七 統治手段としての「暴徒」 |
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第五章 「謎の銃殺」事件 |
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一 はじめに 二 ペトルス事件の経過 三 ペトルスに対する反応 四 ペトルスに見るスハルト体制の国家と社会 |
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第六章 一九九八年五月暴動 |
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一 はじめに 二 背景 三 暴動の発生 四 陸軍における権力闘争 五 暴動と体制崩壊 |
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終章 統治理念と暴力 |
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一 調和を支える暴力 二 一九九八年五月暴動被害者のその後 三 スハルト体制の遺産 |