タイトルコード |
1000100016468 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
韓国語音韻史の探究 |
書名ヨミ |
カンコクゴ オンインシ ノ タンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
福井 玲/著
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著者名ヨミ |
フクイ レイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
三省堂
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出版年月 |
2013.1 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-385-36604-3 |
ISBN |
4-385-36604-3 |
数量 |
2,280p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
829.11
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件名 |
朝鮮語-音韻-歴史
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注記 |
文献:p265〜274 |
内容紹介 |
高度な音韻分析から生まれた文字「ハングル」と、それを生んだ15世紀から16世紀にかけての中世の韓国語を中心に、韓国語の音韻の歴史を古代語から現代語への流れの中で斬新な視覚から論究する。 |
著者紹介 |
1957年岐阜県生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。同大学大学院人文社会系研究科准教授。専攻は言語学、韓国語学。 |
目次タイトル |
第1章 序論 |
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1.1 はじめに 1.2 用語 1.3 転写方法 1.4 資料 1.5 その他 |
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第2章 訓民正音の文字論的性格 |
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2.1 はじめに 2.2 訓民正音解例本 2.3 訓民正音という名前に込められた意味 2.4 訓民正音の音声学的および音韻論的分析 2.5 訓民正音の文字論的性格 2.6 まとめ |
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第3章 中世語の音韻体系 |
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3.1 はじめに 3.2 子音体系 3.3 母音体系 3.4 アクセント 3.5 音声規則 |
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第4章 複子音と濃音 |
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4.1 はじめに 4.2 複子音について 4.3 濃音について 4.4 複子音の変化について 4.5 まとめ |
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第5章 東国正韻と中世語の音韻体系-人為性と現実性の間で- |
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5.1 韓国語における漢字音 5.2 東国正韻の人為性と現実性について 5.3 子音体系における問題点 5.4 母音体系における問題点 5.5 東国正韻の声調 5.6 まとめ |
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第6章 中世語のアクセント体系 |
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6.1 はじめに 6.2 傍点によるピッチの表記法 6.3 アクセントの担い手について 6.4 アクセント体系 6.5 句音調と声調表記の規範性 6.6 まとめ |
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第7章 音楽とアクセント-致和平譜に反映した中世語アクセント- |
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7.1 はじめに 7.2 資料について 7.3 先行研究 7.4 致和平上の分析 7.5 最終章について 7.6 漢字音について 7.7 破音字について 7.8 致和平上の分析のまとめ 7.9 アクセント論的考察 7.10 まとめ |
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第8章 さらに古い体系を求めて-内的再構による研究- |
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8.1 はじめに 8.2 複子音の起源 8.3 激音の起源 8.4 かつて有声/無声の対立は存在したか 8.5 語幹末子音 8.6 アクセントの起源 8.7 活用における接辞・語尾の形態素配列 8.8 つなぎ母音の起源 8.9 r音化の原因 8.10 まとめ |
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第9章 古代語への覚え書き |
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9.1 はじめに 9.2 河野六郎の【ワイ】倭同系説について 9.3 新羅語について 9.4 郷歌について 9.5 新羅語の音韻 |
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第10章 中世語から現代語への音変化 |
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10.1 はじめに 10.2 子音体系の変遷 10.3 母音体系の変遷 10.4 アクセント体系の変遷 10.5 19世紀末の母音の発音の実態 10.6 まとめ |
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第11章 日本語とのかかわり-捷解新語の音注と日本語アクセント- |
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11.1 はじめに 11.2 捷解新語の音注とアクセント 11.3 語中の並書による表記について 11.4 まとめ |
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第12章 中世韓国語資料 |
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12.1 はじめに 12.2 中世語資料概説 12.3 中世語のその他の資料と17世紀の主要近代語資料 12.4 まとめ:中世語ハングル資料の特徴 |