タイトルコード |
1000100902091 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
秋田城と元慶の乱 |
書名ヨミ |
アキタジョウ ト ガンギョウ ノ ラン |
|
外からの視点でみる古代秋田の歴史 |
叢書名 |
東北古代史叢書
|
叢書番号 |
1 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
熊谷 公男/著
|
著者名ヨミ |
クマガイ キミオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
高志書院
|
出版年月 |
2021.6 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-86215-219-0 |
ISBN |
4-86215-219-0 |
数量 |
347,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
212.4
|
件名 |
秋田県-歴史
秋田城
|
内容紹介 |
二度も国司から停廃を要請され、城下一二村による反乱をひき起こした秋田城。秋田城の歴史的性格や元慶の乱の意義の検討を、文献史料を中心に行い、古代秋田地域についての新しい歴史像を提示する。 |
著者紹介 |
1949年宮城県生まれ。東北大学大学院博士課程単位取得退学。東北学院大学名誉教授。著書に「蝦夷の地と古代国家」など。 |
目次タイトル |
序章 秋田城研究の問題点 |
|
第Ⅰ部 “最北の城栅”秋田城の歴史的性格 |
|
第一章 出羽栅の秋田村への移転 |
|
はじめに 第一節 秋田城前史 第二節 出羽栅の秋田村移転の目的 おわりに |
|
第二章 出羽国飽海郡と蚶方駅家の成立 |
|
はじめに 第一節 陸奥・出羽北辺部における駅路の開設 第二節 飽海郡の成立とその郡域 第三節 蚶形駅家の成立時期 おわりに |
|
第三章 秋田城は国府にあらず |
|
はじめに 第一節 「出羽国府所在地論争」関係史料の検討 第二節 陸奥・出羽における城栅常駐国司の権限-「城司制」論と「国司分担統治システム」論の検討を中心に- 第三節 陸奥・出羽両国における国内支配方式 第四節 国府による国内支配と国府の位置の問題 おわりに |
|
附論 渤海との通交と秋田城 |
|
第四章 秋田城における停廃問題の決着と平安初期の城栅再編 |
|
問題の所在 第一節 秋田城停廃問題の展開と城下住民 第二節 秋田城と「城制」 第三節 九世紀初頭の城栅再編と「停城為郡」 おわりに |
|
第Ⅱ部 元慶の乱と北方蝦夷集団 |
|
第一章 元慶の乱研究の問題点と乱の推移 |
|
はじめに 第一節 元慶の乱研究の問題点 第二節 元慶の乱の推移とその復原上の問題点 |
|
第二章 元慶の乱の再検討 |
|
第一節 元慶の乱と津軽蝦夷 第二節 「保則奏状」の再検討と乱の推移の再構成 おわりに |
|
第三章 元慶の乱の「史闕」記事の検討 |
|
はじめに 第一節 「史闕」記事の内容復原 第二節 「史闕」記事の性格について おわりに |
|
第四章 元慶の乱における秋田城下の蝦夷と津軽・渡嶋蝦夷 |
|
はじめに 第一節 元慶の乱関係記事に現われる蝦夷諸集団 第二節 北方の蝦夷諸集団と元慶の乱 第三節 元慶の乱関係記事にみえる「奥地」「奥賊」について 第四節 秋田城下における蝦夷支配 おわりに-秋田城と津軽・渡嶋蝦夷- |