タイトルコード |
1000100031275 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
獣医学・応用動物科学系学生のための野生動物学 |
書名ヨミ |
ジュウイガク オウヨウ ドウブツ カガクケイ ガクセイ ノ タメ ノ ヤセイ ドウブツガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
村田 浩一/編
坪田 敏男/編
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著者名ヨミ |
ムラタ コウイチ ツボタ トシオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
文永堂出版
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-8300-3244-8 |
ISBN |
4-8300-3244-8 |
数量 |
7,341p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
480
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件名 |
野生動物
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資料種別 |
複合媒体資料 |
付属資料 |
CD-ROM(1枚 12cm) |
内容紹介 |
野生動物の生体機構を深く理解しながら、生態系バランスや生物多様性を保全し、健康で健全な環境を維持するための理論や技術を多面的な観点で学習するテキスト。写真等を収録したCD-ROM付き。 |
目次タイトル |
序章 |
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1.はじめに 2.野生動物学と野生動物 3.保護と保全 |
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第1章 生物多様性 |
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1.はじめに 2.生態系の成り立ち 3.生態学の基礎-進化 4.生物多様性 5.おわりに |
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第2章 野生動物の系統進化と分類 |
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脊椎動物の系統進化 1.生命誕生の歴史 2.多細胞動物の誕生とカンブリア大爆発 3.脊椎動物の誕生 4.顎の出現と魚類の進化 5.脊椎動物の陸への挑戦 6.飛んだ恐竜 7.哺乳類の出現 8.新生代真獣類の適応放散 9.進化する進化論 分類学 1.分類学とは何か 2.分類の方法 3.現世哺乳類の分類体系 4.動物地理と地理的変異 5.日本の野生動物相の特徴 6.おわりに |
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第3章 野生動物の形態 |
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外部形態と機能 1.マクロ機能形態学の沿革 2.形態学における表現型把握 3.体幹運動を見る進化学的視点 4.四肢の構造と機能 5.運動器の解析における疑似物理学的視点 6.遺体科学的アプローチ 7.マクロ形態学の実際 8.マクロ形態学の真の発展のために 環境適応と組織 1.組織の構造と機能 2.外部環境と組織適応 3.循環器官 4.呼吸器官 5.消化器官 6.泌尿器官 7.生殖器官 |
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第4章 野生動物の生理と行動 |
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1.生理 2.行動 |
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第5章 野生動物の生態と生息環境 |
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1.はじめに 2.生態学に関する概念 3.主要な野生動物の生態と生息環境 |
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第6章 野生動物の捕獲と不動化 |
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捕獲 1.はじめに 2.捕獲器具の種類 3.主な中・大型哺乳類の捕獲方法 不動化 1.不動化の分類 2.物理的不動化(物理的保定) 3.化学的不動化 4.主な中・大型哺乳類の化学的不動化 5.留意点と補助具 6.安楽殺処分の方法と指針 |
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第7章 野生動物の疾病と病理 |
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ウイルス・細菌 1.感染症の発生要因 2.野生動物に対する感染症の影響 3.野生動物と人獣共通感染症 4.野生動物の取扱い 5.感染症の制御 6.感染症の監視 7.国内で問題となる主な野生動物の感染症 寄生虫 1.序 2.寄生虫学は動物学か,それとも病理学か 3.野生動物寄生虫学(仮称)の特殊性 4.結論 哺乳類の病理 1.対象とする動物 2.野生動物学における病理検査の意義 3.解剖の実際 4.日本産哺乳類において認められる病理学的変化 5.わが国で問題になる可能性のある野生動物感染症 鳥類の病理 1.病理学的検査の実際 2.死体の取扱いに関する注意点 3.大量死事例 4.鳥類の代表的感染症の病理学的所見 5.その他,烏類の疾患の病理学的所見 ■付表 |
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第8章 野生動物と環境汚染 |
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1.環境汚染物質の環境動態と生物濃縮 2.野生動物の環境汚染 3.環境汚染物質に対する野生動物の生体防御 4.野生動物の化学物質感受性 5.野生動物の生息汚染環境下への適応 |
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第9章 野生動物のリハビリテーション |
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哺乳類 1.傷病野生動物のリハビリテーション 2.リハビリテーションのための環境整備 3.救護される動物種と原因 4.救護対象となる動物種 5.救護個体の取扱い上の諸注意 6.救護個体の保護収容とファーストエイド 7.入院中の管理 8.野生動物の福祉と安楽殺 9.野生復帰 10.野生復帰不能個体の有効活用 11.おわりに 鳥類 1.傷病野生動物(鳥類)の救護に対する基本的な考え方 2.救護活動の意義 3.救護活動を行う上での配慮事項 4.救護活動の現状 5.問題点と整理すべき課題 6.重要な傷病原因と救護事例 |
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第10章 動物園・水族館学 |
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1.動物園・水族館とは 2.動物園・水族館の機能と役割 3.動物園・水族館で取り扱う動物種 4.飼育下個体群としての管理 5.個体ごとの管理 6.栄養管理 7.行動管理 8.施設管理 9.専門的な施設としての動物園・水族館の課題 |
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第11章 絶滅危惧種の保全 |
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1.絶滅危惧種とは何か 2.野生動物が絶滅危惧種となる原因 3.絶滅危惧種の保全方法 4.絶滅危惧種を絶滅させないためには何個体を維持する必要があるのか |
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第12章 野生動物の管理 |
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1.野生動物管理とは 2.管理の3本柱 3.野生動物管理における科学性と計画性 |
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第13章 外来生物 |
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1.外来種とは 2.外来生物法 3.外来種が及ぼす影響 4.日本の外来哺乳類対策 5.外来種問題にかかわる課題 |
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第14章 野生動物の法制度と政策論 |
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1.はじめに 2.規制的手法による保護政策 3.賢明な利用と保全へ 4.生物多様性の時代 5.順応的管理と生態系の復元 6.外来動物問題と動物福祉 7.新興感染症の拡大とOne Health 8.共存のための体制整備と人材育成 |