タイトルコード |
1000100044061 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本近世史 |
書名ヨミ |
ニホン キンセイシ |
叢書名 |
放送大学教材
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
杉森 哲也/編著
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著者名ヨミ |
スギモリ テツヤ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
放送大学教育振興会
[NHK出版(発売)]
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-595-31410-0 |
ISBN |
4-595-31410-0 |
数量 |
281p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
210.5
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件名 |
日本-歴史-近世
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内容紹介 |
日本の近世史を、国家レベルの政治史を中軸に据えるのではなく、社会の全体史として叙述することを基本に、近世の地域社会の実態に深く分け入り、その社会構造や社会関係を丁寧に解説する。 |
著者紹介 |
1957年大阪府生まれ。放送大学教授。著書に「描かれた近世都市」など。 |
目次タイトル |
1 都市社会の構造 |
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1.本講義の視点と課題 2.京都の都市構造 3.町組の運営 |
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2 近世都市の社会問題 |
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1.都市の社会問題としての捨子 2.捨子の実態-冷泉町の事例から- 3.捨子養子制度の成立とその背景 |
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3 近世の都市災害 |
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1.火災-天明八(一七八八)年京都大火- 2.震災-文政一三(一八三〇)年京都地震- 3.戦災-元治元(一八六四)年禁門の変- |
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4 武家屋敷と都市社会 |
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1.はじめに 2.武家屋敷 3.都市居住者としてのつとめ 4.出入りする商人・職人 5.邸内社の公開 6.おわりに |
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5 江戸勤番武士と都市社会 |
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1.はじめに 2.江戸勤番武士のつとめとくらし-八戸藩士遠山家の日記を読む- 3.勤番武士の視た江戸 4.おわりに |
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6 近世考古学の進展と都市江戸研究 |
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1.はじめに 2.近世考古学のあゆみ 3.近世遺跡が語るもの 4.近世考古学の現在と未来 |
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7 大名家臣団と城下町 |
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1.家臣団と役 2.萩での城下町づくり 3.城下町の拡充 4.在郷を指向する家臣たち |
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8 山口町と地域経済 |
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1.近世前期の山口町 2.有力町人の成長と木綿取引 3.山口木綿の衰退 4.地域経済との結びつき |
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9 瀬戸内地域の労働社会 |
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1.開作地の土手普請 2.移動する石工 3.供給地としての大島 4.普請現場での労働編成 5.労働社会に吸着する業者たち |
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10 房総の相給村落と用水 |
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1.相給村落の構造と支配 2.旗本の知行所支配 3.用水の利用 |
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11 房総の海付村落 |
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1.海付村落の構造 2.金谷村の漁業 3.金谷村における岡方・浜方争論 |
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12 林産物の生産と輸送 |
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1.奥山御林での林産物生産 2.養老川水運の利用 3.真木や炭の生産と輸送 |
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13 寺院・僧侶の組織 |
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1.講義のねらい 2.寺院・僧侶の編成-支配系統と格式- 3.地域的な教団組織 4.住職の選定 |
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14 在地寺院の実態と運営 |
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1.在地寺院の諸機能 2.在地寺院の運営 3.無住寺院の維持 4.寺院領主と地域社会 |
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15 寺檀制度をめぐって |
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1.寺檀制度とは 2.祈禱寺檀関係 3.半檀家と一家一寺制 4.おわりに |