タイトルコード |
1000100054535 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
舞台の上の難民 |
書名ヨミ |
ブタイ ノ ウエ ノ ナンミン |
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チベット難民芸能集団の民族誌 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山本 達也/著
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著者名ヨミ |
ヤマモト タツヤ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法藏館
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-8318-7441-2 |
ISBN |
4-8318-7441-2 |
数量 |
6,414p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.229
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件名 |
チベット問題
難民
芸能
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注記 |
文献:p389〜409 |
内容紹介 |
若き人類学者が、インド在住の「チベット難民芸能集団」の一員に。その稀有の体験をもとに、彼らを取り巻く難民社会の現状を探り、新たな視座からチベット難民社会の問題を論じる。 |
目次タイトル |
序章 本書を紡ぎだすにあたって |
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1 はじめに 2 本書の目的 3 先行研究と問題の所在 4 本書の構成 |
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第1章 チベット難民とダラムサラをめぐる歴史と空間 |
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1 難民になるまで 2 ダラムサラの状況 3 難民であるということ 4 チベット難民という生、そのハビトゥス 5 チベット亡命政府とその施策をめぐる状況 6 チベット難民社会における音楽のあり方 7 チベット難民芸能集団Tibetan Institute of Performing Artsの概要 |
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第1部 伝統を生きる芸能集団 |
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第2章 喪失の語りと創造の語りをめぐって |
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1 はじめに 2 伝統言説の俯瞰 3 TIPAによる伝統の使い方 4 TIPAが直面する「伝統の喪失」 5 おわりに |
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第3章 交錯するまなざし |
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1 はじめに 2 TIPAと亡命下の他の芸能集団との関係 3 TIPAとチベット本土の集団との関係 4 TIPAの公演戦略 5 主体性のパラドックス 6 おわりに |
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第4章 構築されるハイカルチャー |
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1 はじめに 2 ラモおよびショトンに関する諸言説 3 拡大されたラモ、縮小されたショトン 4 おわりに |
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第5章 伝統芸能は誰のものか |
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1 伝統上演を拘束する社会環境 2 TIPAへ向けられるまなざし 3 行き詰まった伝統? |
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第2部 現代を生きる芸能集団 |
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第6章 新しい文化 |
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1 はじめに 2 今日のチベタン・ポップができるまで 3 チベタン・ポップに与えられた「意味」 4 アカマ・バンドの構成と状況 5 おわりに |
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第7章 接触領域で生まれるチベット文化 |
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1 はじめに 2 個々人間に生じる接触領域 3 異文化間という枠組み 4 先取りされた接触 5 おわりに |
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第8章 消費される現代的音楽 |
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1 はじめに 2 『アカマ2005』に対する語り口 3 公演におけるアカマ 4 アカマが成しとげたこと、そしてそこからこぼれ落ちる者たち 5 アカマが生みだした言説空間 |
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第3部 伝統と現代のはざまで |
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第9章 インサイダーとしてアウトサイダーとして |
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1 はじめに 2 年少演者テンジンの揺れ動き 3 ためらいの生の記述に向けて |
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終章 本書を紡ぎ終えるにあたって |