タイトルコード |
1000101150095 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
貝輪の考古学 |
書名ヨミ |
カイワ ノ コウコガク |
|
日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
忍澤 成視/著
|
著者名ヨミ |
オシザワ ナルミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新泉社
|
出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-7877-2305-5 |
ISBN |
4-7877-2305-5 |
数量 |
381p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
210.25
|
件名 |
遺跡・遺物-日本
アクセサリー
貝類
|
注記 |
文献:p361〜374 |
内容紹介 |
装身具に使われた貝を調べることで、当時の習俗・社会形態・交易ルートなど様々なものがみえてくる-。古代人のブレスレット「貝輪」を対象に、先史時代の人々と貝との関わりを、考古学的な資料と生物学的なデータから論じる。 |
著者紹介 |
千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学・考古学専攻修士課程修了。千葉市教育委員会埋蔵文化財調査センター主任研究員。第46回「藤森栄一賞」受賞。著書に「貝の考古学」など。 |
目次タイトル |
第Ⅰ章 食用の貝と利器用の貝 |
|
第1節 食糧としての貝:貝塚にみる食用貝 第2節 道具の材料になった貝:「搬入貝」の識別 第3節 貝製装身具:出現の古さと広範な分布の意味 |
|
第Ⅱ章 東日本における縄文時代の貝輪 |
|
第1節 縄文時代の「貝輪」の特徴 第2節 ベンケイガイ製の貝輪 第3節 貝輪素材変遷の理由 第4節 貝輪装着にかかわる習俗 第5節 各集落内で行われた「貝輪製作」 附節 特異なベンケイガイ打ち上げ地:千葉県鴨川市における追跡調査の記録 |
|
第Ⅲ章 東日本における弥生時代の貝輪 |
|
第1節 出土遺跡と貝輪の様相 第2節 弥生時代に使用された貝輪素材の特徴 第3節 現生貝調査成果からみた東日本弥生時代の貝輪の様相と展開 |
|
第Ⅳ章 東日本におけるオオツタノハ製貝輪 |
|
第1節 「西の貝の道」と「東の貝の道」 第2節 伊豆諸島を起点としたオオツタノハ製貝輪生産 第3節 南海産の「貝材」の流通と房総半島集落の役割 第4節 オオツタノハとともに伊豆諸島から運ばれた貝 第5節 南海産の貝製品を模造した土製品 第6節 タカラガイ・イモガイ製品にみる社会的役割 |
|
第Ⅴ章 九州地方における縄文時代の貝輪 |
|
第1節 九州地方出土貝輪の様相 第2節 東名遺跡出土の縄文時代早期における貝製装身具 第3節 飛櫛貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 第4節 山鹿貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 第5節 佐賀貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 第6節 黒橋貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 第7節 麦之浦貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 第8節 柊原貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 第9節 川上(市来)貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具 |
|
第Ⅵ章 南西諸島におけるオオツタノハ製貝輪 |
|
第1節 広田遺跡と「西の貝文化」 第2節 種子島における縄文,弥生・古墳時代のオオツタノハ製貝輪 第3節 大隅諸島における現生オオツタノハの調査 第4節 トカラ列島および奄美諸島におけるオオツタノハ製貝輪と現生貝調査 第5節 沖縄諸島におけるオオツタノハ製貝輪と現生貝調査 |
|
第Ⅶ章 考古学・生物学的調査が明かすオオツタノハ製貝輪の実態 |
|
第1節 オオツタノハ採取と貝輪加工 第2節 現生貝調査からみた広田遺跡の貝輪の解釈 第3節 現生貝調査からみたカサガイ系貝輪の評価 第4節 西日本におけるオオツタノハ製貝輪の流通 第5節 最高峰の威信財としてのオオツタノハ製貝輪 |