タイトルコード |
1000100066875 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
能楽からみた中世 |
書名ヨミ |
ノウガク カラ ミタ チュウセイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
脇田 晴子/著
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著者名ヨミ |
ワキタ ハルコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2013.5 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-13-020148-3 |
ISBN |
4-13-020148-3 |
数量 |
11,297,12p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
773.2
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件名 |
能楽-歴史
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内容紹介 |
能楽が中世の人々の享受する芸能であり、都鄙の共同体の祭礼の行事であったことを解説し、能楽の基本としての神能・夢幻能・物狂能、装束の時代的変遷、能楽における女の語り、中世芸能座の構造と差別などについて考察する。 |
著者紹介 |
1934年西宮市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。京都大学文学博士。石川県立歴史博物館館長、滋賀県立大学名誉教授。著書に「日本中世商業発達史の研究」など。 |
目次タイトル |
総論 総合芸能としての猿楽能 |
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はじめに 一 都鄙遍歴の芸能者 二 老若男女貴賤都鄙の芸能の性格 三 受入主体の在地の猿楽 四 作品から見る老若男女貴賤都鄙 五 御当地神能から国家の寿祝能へ おわりに |
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第Ⅰ部 神々と地域社会の中世 |
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第一章 神能の位置 |
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はじめに 一 地域の猿楽座と鎮守の楽頭職 二 翁猿楽の寿祝の内容 三 観阿弥の神能-「伏見」・「淡路」などの御当地能 四 天下国家の泰平の寿祝-世阿弥の世界 おわりに-声聞師芸能からの脱却 |
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第二章 夢幻能の変成 |
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はじめに 一 南北朝期に成立した物語の影響 二 地獄の苦患からの救済をテーマとする夢幻能 三 世阿弥の夢幻能 おわりに |
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第三章 時代を映しだす物狂能 |
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はじめに 一 女物狂の位相 二 母物狂の位相 三 乳母・傳など従者の物狂能 おわりに |
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第四章 虚構の「中世神話」の形成 |
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はじめに 一 神仏と「神話」の成立 二 「神話」形成の主体 三 通俗道徳による「神話」形成と正当化 おわりに |
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第Ⅱ部 表現のなかの女性たち |
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第五章 着衣する身体 |
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はじめに 一 世阿弥の女装束論 二 女能の装束とそのあしらい 三 唐織物の搔取り装束流行後の変化 四 仮面の効用-女面を中心に 五 女神の位相の変化 おわりに |
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第六章 能楽における女の語り |
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はじめに 一 一人称で語る女たち-男を恋する女 二 鬼になって男を取り殺す「女の語り」 三 子を思う母の語り 四 才女の行方 おわりに |
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第Ⅲ部 芸能の場の成立 |
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第七章 中世芸能座の構造と差別 |
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はじめに 一 乞食の芸能 二 声聞道をやめるか隷属か 三 長か大夫か-猿楽座の構造 四 座の変化と楽頭職 五 勧進猿楽と芸能の場 おわりに |
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第八章 中世猿楽座の組織構成 |
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はじめに 一 結崎座・円満井座の組織構造 二 権守、大夫と楽頭 三 得分の配分から見る座の性格 おわりに-結崎座・円満井座の座規約の性格 |