タイトルコード |
1000100072673 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
政治哲学と対話の弁証法 |
書名ヨミ |
セイジ テツガク ト タイワ ノ ベンショウホウ |
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ヘーゲルとレオ・シュトラウス |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石崎 嘉彦/著
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著者名ヨミ |
イシザキ ヨシヒコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2013.6 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7710-2441-0 |
ISBN |
4-7710-2441-0 |
数量 |
19,220,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
311.1
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件名 |
政治哲学
弁証法
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個人件名 |
Hegel Georg Wilhelm Friedrich |
内容紹介 |
啓蒙的合理性からの必然的帰結としてあるテクノロジーの僭主支配と市場の暴走、総力戦とテロリズム。これら近代的理性の陥穽の結果としてある対立構造を、対話と討議の弁証法によって打ち破る新たな政治哲学を提示する。 |
目次タイトル |
第一章 政治哲学における「理論」と「実践」 |
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1 弁証法的あるいは対話的であること 2 弁証法をめぐるいくつかの立場について 3 政治哲学と弁証法 |
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第二章 和解性と弁証法的合理性 |
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1 近代性の原理としての和解性概念 2 「民族宗教」と「愛」の原理 3 運命と闘争と和解 4 和解性の弁証法と推理連結 5 人倫論と社会哲学 |
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第三章 社会の哲学としての人倫の哲学 |
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1 人倫と市民社会 2 フランス革命と絶対的自由の恐怖 3 精神の形成と労働 4 市民社会と労働 5 社会の哲学としての近代的人倫 |
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第四章 社会理論と経済学批判の哲学 |
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1 マルクスと疎外された労働 2 疎外論から物象化論へ 3 労働と生産の社会理論 4 社会のメカニズムと政治哲学 |
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第五章 ヘーゲルとレオ・シュトラウス |
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1 レオ・シュトラウスのヘーゲル論? 2 「政治」と「対話」 3 弁証法と著述の技法 4 思想の歴史と政治哲学 5 公教主義を超えるために |
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第六章 シュトラウス=コジェーヴ論争について |
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1 弁証法の革命性について 2 「承認をめぐる闘争」と「社会の哲学」 3 普遍同質的国家とポストモダンの末人世界に直面して 4 レオ・シュトラウスと討議の弁証法 5 ポストモダンの革命の後に何が来るのか |
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第七章 近代的弁証法と古典的弁証法 |
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1 古典的弁証法 2 歴史の弁証法 3 討議の弁証法 4 著述の技法とシュトラウス的弁証法 5 古典の注意深い読解と政治的実践 |
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第八章 シュトラウス政治哲学における「三つの抗争」 |
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1 第二の洞窟と第三期の「政治哲学」 2 「啓示と哲学」と「古代と近代」の交差するところ 3 近代性あるいは歴史の弁証法 4 二項対立と政治哲学 5 「三つの抗争」と弁証法的対話 |
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結語 友好的対話と哲学的弁証法 |