タイトルコード |
1000100246940 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
コメニウスの世界観と教育思想 |
書名ヨミ |
コメニウス ノ セカイカン ト キョウイク シソウ |
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17世紀における事物・言葉・書物 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
北詰 裕子/著
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著者名ヨミ |
キタズメ ユウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2015.1 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-326-25100-1 |
ISBN |
4-326-25100-1 |
数量 |
9,392p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
371.2348
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個人件名 |
Comenius Johann Amos |
注記 |
文献:p359〜374 |
内容紹介 |
何をいかに選び取り、伝達するべきか。教育にかかわるこの問いに、コメニウスはどのように応えたのか。知の再編が進展した17世紀ヨーロッパに生き、「大教授学」などを著したことでも知られる教育学者の思想を探究する。 |
著者紹介 |
1975年生まれ。日本女子大学大学院人間社会研究科教育学専攻博士課程後期単位取得満期退学。博士(教育学)。東京学芸大学教育学部講師。 |
目次タイトル |
序章 17世紀における言語と世界伝達 |
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第1節 コメニウスの課題 第2節 コメニウス研究の現在 第3節 本書の課題と方法 |
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第Ⅰ部 コメニウスにおける文字 |
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問題設定:近代教育学におけるコメニウスの位置づけから |
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第1章 17世紀普遍言語構想におけるコメニウスの位置づけ |
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はじめに 第1節 17世紀普遍言語構想とは何か 第2節 言語学における「前近代」、教育学における「近代」 第3節 17世紀的な「言葉と事物の乖離」、「視覚の強調」の文脈から 結びに代えて |
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第2章 17世紀普遍言語構想における事物・観念・言葉 |
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はじめに 第1節 コメニウスにおける普遍言語像 第2節 コメニウスの普遍言語像を規定する事物認識 第3節 ウィルキンスにおける普遍言語作成の原理 結びに代えて |
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第3章 事物が視覚化された図絵・観念が視覚化された文字 |
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はじめに 第1節 普遍言語としての図絵 第2節 観念の視覚化としての普遍言語 第3節 図絵と文字 結びに代えて |
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第Ⅱ部 コメニウスにおける声 |
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問題設定:17世紀における言語観の変容・修辞学の再編の中で |
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第4章 コメニウスにおける「声」と「視覚」 |
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はじめに 第1節 『遊戯学校』というテクスト 第2節 『遊戯学校』の特徴 結びに代えて |
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第5章 『遊戯学校』における世界構造 |
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はじめに 第1節 『遊戯学校』が書かれた背景 第2節 『遊戯学校』における世界の構図 第3節 『遊戯学校』における学校の機能 結びに代えて |
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第6章 コメニウスにおける世界の表象と教育的提示 |
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はじめに 第1節 『世界図絵』と『遊戯学校』における世界提示 第2節 『世界図絵』における書物という様式 第3節 『遊戯学校』における学校演劇という様式 結びに代えて |
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第Ⅲ部 コメニウスにおける書物 |
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問題設定:コメニウスにおいて教育を成立させるものとしての書物 |
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第7章 コメニウスにおける読書論の諸様相 |
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はじめに 第1節 コメニウスの読書論の位置づけをめぐって 第2節 コメニウスによる「書物」の位置づけ 第3節 読むこと、選択すること、書くこと 第4節 あなたの書物 第5節 「何を」読むのか 結びに代えて |
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第8章 『汎教育』における書物執筆の法則 |
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はじめに 第1節 『汎教育』における学校・書物・教育者の位置づけ 第2節 汎書籍論 第3節 書物の氾濫に抗して 結びに代えて |
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第9章 透明な言語・不透明な知性 |
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はじめに 第1節 コメニウスにおける「光」 第2節 不透明な知性 第3節 『光の道』における言語と教育の関係性 結びに代えて |
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終章 総括と今後の課題 |
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第1節 「神の三書」を読むために 第2節 存在論と認識論の絡み合い 第3節 今後の課題と展望 |