タイトルコード |
1000100119608 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
幕末期軍事技術の基盤形成 |
書名ヨミ |
バクマツキ グンジ ギジュツ ノ キバン ケイセイ |
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砲術・海軍・地域 |
叢書名 |
近代史研究叢書
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叢書番号 |
21 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
神谷 大介/著
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著者名ヨミ |
カミヤ ダイスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2013.10 |
本体価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-87294-825-7 |
ISBN |
4-87294-825-7 |
数量 |
383,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
559.1
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件名 |
砲術-歴史
海軍-日本
日本-歴史-幕末期
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内容紹介 |
幕末期の日本における西洋軍事技術の導入過程を実態に即して考察し、幕府が西洋軍事技術を導入し得た条件や、幕府による西洋軍事技術の実践がもたらした政治的・社会的な変化を究明する。 |
著者紹介 |
1975年生まれ。東海大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了。横須賀市総務部総務課市史編さん係非常勤職員。東海大学文学部非常勤講師。博士(文学)。 |
目次タイトル |
序論 |
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第一節 幕末の海と技術変容 第二節 西洋軍事技術導入に関する研究動向 第三節 本論の課題と分析視角 第四節 本論の構成 |
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第Ⅰ部 西洋軍事技術の受容過程 |
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第一章 西洋軍事技術の担い手の形成過程と任用形態 |
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はじめに 第一節 浦賀奉行所関係者の事績 第二節 砲術の受容 第三節 造船術と航海術の受容 第四節 西洋軍事技術の実践 おわりに |
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第二章 弘化・嘉永期における浦賀奉行所の西洋砲術導入問題 |
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はじめに 第一節 ビッドル来航と砲術認識の変化 第二節 西洋砲術の導入過程 第三節 浦賀奉行所における砲術導入の特質 おわりに |
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第三章 弘化・嘉永期における幕府砲術稽古場と海防政策の展開 |
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はじめに 第一節 幕府砲術稽古場の諸規則と士道強化の「御書付」 第二節 嘉永三年の稽古と鉄砲方の海防構想 第三節 鎌倉町打場の運営 おわりに |
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第四章 嘉永・安政期における幕府の海軍創設計画 |
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はじめに 第一節 長崎海軍伝習の開始に至る経緯 第二節 海軍伝習をめぐる評議 第三節 留学方式への転換と軍艦操練所の開設 おわりに |
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第Ⅱ部 海軍の創設と地域 |
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第一章 幕府海軍の創設と展開 |
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はじめに 第一節 幕府海軍の職制と艦船 第二節 軍艦操練所の活動と人材・艦船の不足 第三節 将軍上洛計画と全国海軍創設の評議 第四節 将軍上洛と幕府海軍の整備 第五節 戦時下の幕府海軍 おわりに |
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第二章 幕府艦船の運用と「軍港」の整備過程 |
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はじめに 第一節 幕府艦船の運用状況と浦賀 第二節 浦賀における艦船の修復場の形成 第三節 干鰯場利用と漁船・伝馬船の動員 おわりに |
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第三章 浦賀における銃砲生産の展開 |
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はじめに 第一節 浦賀における銃砲生産の基盤 第二節 館浦鋳立場における作業経過と生産費用 第三節 鋳立御用掛の任命 第四節 諸職人の就業 おわりに |
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第四章 浦賀における石炭供給体制の展開 |
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はじめに 第一節 石炭需要の高まりと幕府の対応 第二節 浦賀における石炭供給体制 第三節 石炭供給と「石炭御用達」 おわりに |
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結論 |
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第一節 西洋軍事技術の担い手の形成 第二節 西洋軍事技術の組織化と実践 第三節 西洋軍事技術導入と地域の視座 |