タイトルコード |
1000101140174 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
室町幕府将軍直臣と格式 |
書名ヨミ |
ムロマチ バクフ ショウグン ジキシン ト カクシキ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西島 太郎/著
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著者名ヨミ |
ニシジマ タロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
八木書店出版部
八木書店(発売)
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-8406-2277-6 |
ISBN |
4-8406-2277-6 |
数量 |
15,501,51p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.46
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件名 |
日本-歴史-室町時代
御家人
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内容紹介 |
室町幕府の足利将軍家を支えた将軍直臣の編成形態とその構造を、幕府儀礼や家格のあり方から解明。とくに最上位に位置付く外様衆の存在形態を探り、直臣にとっての武家の格式の意味を明らかにする。 |
著者紹介 |
滋賀県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程(後期課程)修了。博士(歴史学)。追手門学院大学文学部教授。著書に「松江藩の基礎的研究」など。 |
目次タイトル |
第一章 中世後期の在地領主研究 |
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はじめに 一 中世後期の在地領主研究史 二 室町幕府と在地領主 おわりに |
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第一部 在地有力者と中央権力 |
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第二章 転用される由緒「灰火山社記」 |
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はじめに 一 宝照院と愛宕神社の由緒 二 「灰火山社記」の翻刻と文意 三 「灰火山社記」の内容検討1 四 「灰火山社記」の内容検討2 五 「灰火山社記」の内容検討3 おわりに |
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第三章 近江尼子氏と多賀社本願不動院 |
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はじめに 一 天文二十四年九月吉日付梵鐘銘の研究史 二 筆頭奉加者の近江尼子氏 三 不動院の勧進活動 おわりに |
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第四章 戦国期近江多賀社の勧進と奉加者 |
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はじめに 一 奉加者たちの顔ぶれ 二 奉加者の特徴と考察 おわりに |
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補論一 室町将軍の浅井久政への栄典授与 |
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補論二 越中一族とその家臣、及び清水山と城郭 |
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第二部 尾張・三河の将軍直臣 |
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第五章 三河の守護と国人 |
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一 守護一色氏の登場 二 守護代小笠原氏の挙兵 三 一色義貫の時代 四 一色氏の海上支配 五 守護細川氏と三河の動揺 六 三河の在地の有力者 |
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第六章 尾張・三河の奉公衆 |
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一 室町幕府の奉公衆体制 二 尾張・三河の地域的特徴 三 尾張の有力奉公衆 四 三河の有力奉公衆 五 幕府政所執事伊勢氏と幕府料所 |
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付表 尾張・三河の室町幕府奉公衆一覧 |
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一 奉公衆 二 一覧作成において用いた諸史料の底本および校訂諸本 三 凡例 |
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第七章 星野氏と天羽衣 |
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はじめに 一 星野氏の熱田大宮司職獲得 二 星野氏の天羽衣調進 おわりに |
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第三部 室町幕府の外様衆と守護・大名 |
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第八章 室町幕府奉公方と将軍家 |
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はじめに 一 「お目見え以上」の将軍直臣 二 「大外様」「外様」「小外様」 三 室町幕府における外様衆の特徴 四 足利義昭の格式確認 五 守護と「奉公方」 おわりに |
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補論三 「外様衆」と「大外様衆」の序列 |
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第九章 室町幕府と石見益田氏 |
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はじめに 一 石見国の奉公衆 二 奉公衆体制の変遷 三 室町前期の益田氏と幕府 四 益田氏の幕府出仕 五 出仕日からみる家格 六 益田氏にとっての外様衆 七 益田氏にとっての大外様衆 八 益田氏にとっての「大外様続目安堵」 おわりに |
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第十章 出雲尼子氏の守護職継承過程 |
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はじめに 一 室町幕府外様衆尼子氏 二 尼子氏の守護職継承過程 おわりに |
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第十一章 戦国大名論 |
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はじめに 一 戦国大名という用語 二 基本事項の提出 三 国人 四 大名領国制論 五 戦国領主論 六 戦国期守護論 七 家中論 八 国衆 九 発給文書から権力の違いを探る 十 国家・公儀論 おわりに |
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第十二章 六角氏からみた戦国期畿内政治史 |
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はじめに 一 『細川両家記』にみる六角氏の位置 二 六角氏をめぐる姻戚関係 三 中央における軍事行動 四 幕府内における六角氏の位置 五 近江国内における六角氏権力 六 発給文書の特質と類型 おわりに |
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第十三章 京極氏菩提寺の形成と変遷 |
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はじめに 一 京極氏菩提寺の形成 二 菩提寺の拡大 三 収斂される菩提寺 おわりに |
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第四部 書評 |
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一 湯浅治久著『中世後期の地域と在地領主』 二 山田康弘著『戦国期室町幕府と将軍』 三 弓倉弘年著『中世後期畿内近国守護の研究』 四 古野貢著『中世後期細川氏の権力構造』 五 天野忠幸著『戦国期三好政権の研究』 六 新谷和之著『戦国期六角氏権力と地域社会』 七 宮島敬一著『人物叢書浅井氏三代』 |