タイトルコード |
1000100152840 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
皇道仏教と大陸布教 |
書名ヨミ |
コウドウ ブッキョウ ト タイリク フキョウ |
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十五年戦争期の宗教と国家 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
新野 和暢/著
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著者名ヨミ |
ニイノ カズノブ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
社会評論社
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-7845-1518-9 |
ISBN |
4-7845-1518-9 |
数量 |
331p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
187
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件名 |
仏教-布教-歴史
宗教と政治
戦争と宗教
日中戦争(1937〜1945)
太平洋戦争(1941〜1945)
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注記 |
天津日本宗教設立年表・大谷派開教寺院表:p310〜312 文献:p313〜327 |
内容紹介 |
国家神道としての仏教とは。戦争に協力する仏教の思想が顕著に表れた「大陸布教」。宗教と国家との間に起こる思想の問題について、1931年〜1945年の十五年戦争期に日本仏教が行った大陸布教を視座として明らかにする。 |
著者紹介 |
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論コース)博士課程修了。学術博士、政治学修士。名古屋大谷高校宗教科講師。真宗大谷派教学研究所嘱託研究員。 |
目次タイトル |
序論 研究史の整理と課題の設定 |
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第Ⅰ部 理論編 |
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第一章 皇道と侵略思想 |
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はじめに 第一節 皇道とは何か 第二節 皇道の系譜 第三節 「派遣軍将兵に告ぐ」に見る皇道 第四節 「戦陣訓」に見る中国観 まとめ |
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第二章 戦争を肯定する仏教 |
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はじめに 第一節 仏教の社会的意義 第二節 軍人と仏教 第三節 戦争反対から肯定へ 第四節 「一殺多生」と仏教 まとめ |
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第三章 皇道仏教という思想1 |
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はじめに 第一節 日中戦争以後の大陸布教の思想 第二節 「皇道禅」とは何か 第三節 神道に寄り添う禅 第四節 仏道の放棄と教典改竄 |
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第四章 皇道仏教という思想2 |
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第一節 聖徳太子と日本仏教 第二節 臣民道の仏教的理解 第三節 天皇を優先する真俗二諦論 第四節 仏と天皇の同一性 まとめ |
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第Ⅱ部 大陸布教編 |
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第一章 大陸布教の始まりと日中戦争前後の大陸布教政策 |
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第一節 大陸布教と大陸布教法規のはじまり 第二節 大陸布教と大陸神社 第三節 満洲国の神社と教育 第四節 満洲国の宗教政策 |
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第二章 皇道仏教の大陸展開 |
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第一節 陸軍が監督する大陸布教 第二節 「中支」地域の宗教工作 第三節 「北支」地域の宗教工作 |
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第三章 租界地天津にみる開教 |
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第一節 租界地天津の日本宗教 第二節 居留民と天津神社 第三節 日中戦争に対応する仏教 第四節 日中戦争と宣撫工作 第五節 大陸への慰問と成果 |
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補論 宗教団体法にみる国家と宗教 |
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はじめに 第一節 廃案を繰り返した「宗教法」 第二節 宗団法による宗教の概念 第三節 神社と宗教の関係 第四節「惟神の道」と宗教 まとめ |
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終章 天皇帰一と国家神道のゆくえ |
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参考資料 |
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第Ⅱ部 第一章関係参考資料 第Ⅱ部 第三章関係参考資料 |