タイトルコード |
1000100983146 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
比較アジア経済論を求めて |
書名ヨミ |
ヒカク アジア ケイザイロン オ モトメテ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
原 洋之介/著
故原洋之介先生追悼企画発起人一同/編
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著者名ヨミ |
ハラ ヨウノスケ コ ハラ ヨウノスケ センセイ ツイトウ キカク ホッキニン イチドウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
書籍工房早山
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-904701-60-7 |
ISBN |
4-904701-60-7 |
数量 |
689p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
332.2
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件名 |
アジア-経済
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内容紹介 |
経済、歴史、地域固有性の視点を持って、過去から20世紀にいたるアジアと日本の変化を捉えてきた原洋之介の晩年の仕事を纏める。アジア経済論から日本の農政、アダム・スミスまでバラエティーに富んだ研究報告を収録。 |
目次タイトル |
第一部 比較アジア経済論を求めて-「農業経済学からアジア研究へ」の研究遍歴を振り返って |
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第一章 農業経済学からアジア研究へ 第二章 四冊のアジア経済論の著作と比較農業論 第三章 近代・伝統という二重経済論から、資本主義・市場経済・基層社会という三層構造論へ 第四章 日本研究へ |
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第二部 「開発の罠」をどう捉えるか-アジア・ダイナミズム再考 |
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序章 キャッチ・アップ過程の多様性 第一章 アジアにおける市場経済の発達-ヒックスの『経済史の理論』を手がかりに 第二章 「ルイス二重経済論」再考-ヒックスの産業革命論を手がかりにして 第三章 近代日本における二重経済の成立-発展局面の移行過程における「踊り場」の経済構造と経済政策 第四章 「東アジアの奇跡」後「成長の踊り場」に立たされた東南アジア-タイとインドネシア 第五章 後発経済における慣習経済としての農業・農村経済の多様性 終章 異なった段階の「開発の罠」に直面している中国と日本 |
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第三部 二一世紀のアジア経済をどう捉えるかアジア・ダイナミズム再考-長い歴史的パースペクティブの下に |
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序章 第一章 前世紀末の「アジア・ダイナミズム」論 第二章 アジア産業化メカニズムの激変-雁行形態論の終焉か 第三章 デジタル・エコノミーの捉え方-市場経済の消滅か 第四章 歴史の復活としての二一世紀世界経済-ブローデル=ヒックスの経済史再読 |
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第四部 日本経済の一五〇年-成長局面移行に伴う成長政策と政策理念の変遷に焦点をあてて |
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序章 第一章 明治以降日本経済の一五〇年 第二章 戦前期殖産興業政策理念の変遷 第三章 戦後期における成長政策理念の変遷 終章 長期停滞からの脱却のための方策 |
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第五部 東南アジア経済の五〇年-成長局面の移行と開発政策の変遷 |
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序章 成長局面の移行期にいるアジア経済 第一章 インドネシア経済の五〇年 第二章 タイ経済の五〇年 第三章 インドネシア現在まで 第四章 タイ現在まで 終章 成長局面移行に伴う政策の変化 |
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第六部 中国経済の五〇年 |
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第一章 中国経済の五〇年 |
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第七部 インド経済の七〇年 |
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第一章 インド経済の七〇年 |
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第八部 ペザンティズム農政-近現代日本農政思想をどう継承するのか |
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序章 本部の課題 第一章 近代期の農政 第二章 現代期の農政 第三章 農政思想の変遷 最終章 現在の農政-旧くて新しい政策課題 補論一 柳田國男の産業組合論と戦後の農業協同組合法 補論二 東畑精一の農業近代化論と戦後農業 |
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第九部 アダム・スミスの「豊かさへの自然な道筋」論をどう読むか-「資本主義と農業」論再考 |