タイトルコード |
1000101152459 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世の楽人集団と雅楽文化 |
書名ヨミ |
キンセイ ノ ガクジン シュウダン ト ガガク ブンカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山田 淳平/著
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著者名ヨミ |
ヤマダ ジュンペイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2024.5 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-04363-2 |
ISBN |
4-642-04363-2 |
数量 |
8,344,13p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
768.2
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件名 |
雅楽-歴史
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内容紹介 |
宮廷社会で育まれ、近世に至り広く受容されるようになった雅楽は、徳川幕府の庇護のもと楽人集団が組織された。朝廷・幕府・寺社を視野に収めて楽人への支配関係、身分、参勤形態などを検討。彼らと素人門弟との関係も探る。 |
著者紹介 |
京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。奈良県文化財課主査。 |
目次タイトル |
序章 近世雅楽史研究の課題 |
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第一節 近世文化史・芸能史研究と雅楽 第二節 近世雅楽史研究 第三節 本書の課題と構成 第四節 近世雅楽界の基本構造 |
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第一部 楽人集団の構造 |
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第一章 近世三方楽所の成立過程 |
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はじめに 第一節 天正期以前 第二節 天正期 第三節 慶長期 第四節 元和期以降 おわりに |
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第二章 近世三方楽所の組織構造 |
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はじめに 第一節 三方楽所の組織と序列 第二節 三方楽所と「一方」の楽所 第三節 在京楽人と両在楽人 おわりに |
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第三章 近世楽人領の性格 |
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はじめに 第一節 楽人領の宛行と配当 第二節 楽人領の性格 第三節 楽人領の運営 おわりに |
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第四章 紅葉山楽人考 |
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はじめに 第一節 紅葉山楽人の存在形態 第二節 紅葉山楽人の職務 第三節 近世雅楽文化における紅葉山楽人 おわりに |
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第二部 雅楽普及の構造 |
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第一章 近世における奏楽統制 |
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はじめに 第一節 楽所奉行四辻家による奏楽統制 第二節 大和国における奏楽統制 第三節 寺社からみた奏楽統制 おわりに |
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第二章 近世武家雅楽の普及と展開 |
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はじめに 第一節 四辻家・三方楽所と武家雅楽 第二節 武家雅楽の普及とその実態 第三節 武家独自の雅楽文化 おわりに |
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第三部 雅楽をめぐる文化構造 |
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第一章 徳川吉宗の琴楽再興 |
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はじめに 第一節 琴楽再興への道 第二節 琴楽再興の実態 第三節 琴楽再興のその後 おわりに |
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第二章 近世大嘗会における雅楽曲再興 |
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はじめに 第一節 貞享・元文度の大嘗会 第二節 寛延度の大嘗会 第三節 明和度以降の大嘗会 おわりに |
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第三章 近世三方楽所における家芸の特質 |
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はじめに 第一節 「抜頭」一件の経緯 第二節 家芸の根拠 第三節 「抜頭」一件の背景 おわりに |
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終章 近世雅楽界の構造 |
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第一節 本書の総括 第二節 競い合う楽人たち |