タイトルコード |
1000100665241 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本のアニメーションはいかにして成立したのか |
書名ヨミ |
ニホン ノ アニメーション ワ イカニ シテ セイリツ シタ ノカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西村 智弘/著
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著者名ヨミ |
ニシムラ トモヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
森話社
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出版年月 |
2018.11 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-86405-134-7 |
ISBN |
4-86405-134-7 |
数量 |
337p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
778.77
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件名 |
アニメーション-歴史
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注記 |
アニメーション関連年譜:p307〜319 |
内容紹介 |
アニメーションという概念は、日本でどう受容され、変遷していったのか。時代ごとの呼称や表現形式の分析を軸に、これまで周縁的・境界的とされてきた創造活動に着目し、明治期から現代にいたるアニメーションの系譜をたどる。 |
著者紹介 |
映像評論家、美術評論家。東京造形大学、東京工芸大学、阿佐ケ谷美術専門学校非常勤講師。専門は映像史、現代美術。日本映像学会、美術評論家連盟会員。著書に「日本芸術写真史」など。 |
目次タイトル |
はじめに |
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1 アニメーションという言葉 2 戦前・戦中のアニメーションをめぐる名称 3 戦後・現代のアニメーションをめぐる名称 |
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Ⅰ BEFORE THE WAR |
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第一章 戦前の日本にアニメーションの概念はなかった |
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1 アニメーションの概念について 2 アニメーションという「共通の場所」 3 今日におけるアニメーションの概念 4 日本で公開された初期アニメーション 5 トリック映画とコマ撮り 6 影絵映画 7 人形映画 8 絶対映画 9 漫画映画 10 受容者の視点と制作者の視点 |
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第二章 映画統制下のアニメーション |
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1 映画教育と映画検閲 2 線画と映画教育 3 描画と映画検閲 4 描画と分類学の思想 5 政岡憲三と動画 6 アニメーターとアニメーティング 7 アニメーション |
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第三章 戦前の自主制作アニメーション |
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1 アマチュア作家のアニメーション 2 影絵映画の芸術性 3 前衛映画とアニメーション 4 大藤信郎とアマチュア映画 5 特殊映画とアニメーション 6 小型映画コンテストのアニメーション 7 田中喜次の影絵映画 8 岡野卯馬吉、荻野茂二、坂本為之、今枝柳蛙、森紅 9 荒井和五郎と竹村猛児 10 浅田勇の漫画映画 11 森紅と荻野茂二の抽象アニメーション 12 その後の特殊映画 |
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Ⅱ AFTER THE WAR |
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第四章 アニメーションの概念はいかにして確立されたのか |
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1 戦後日本のアニメーション 2 ノーマン・マクラレンの作品 3 教育映画とアニメーション 4 グラフィック集団の『キネ・カリグラフ』 5 前衛映画としての『線と色の即興詩』 6 『線と色の即興詩』に対する反応 7 一九五〇年代のアニメーション 8 ジョン・ハラスとアニメーションの新しい運動 9 アニメーションとしての『線と色の即興詩』 10 漫画映画からアニメーションへ 11 アニメーション(動画)と漫画映画のずれ |
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第五章 アニメーションの概念はどのように変容したのか |
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1 一九六〇年代初頭のアニメーション 2 リミテッドアニメーション 3 アニメーション三人の会 4 テレビコマーシャルとリミテッドアニメーション 5 アニメーション三人の会とテレビコマーシャル 6 アニメーション三人の会と実験映画 7 グラフィック・アニメーション 8 手塚治虫と虫プロダクション 9 『鉄腕アトム』のリミテッドアニメーション 10 漫画映画、アニメーション、テレビ漫画 11 アニメーションとアニメ 12 今日におけるアニメーションの多様化 |
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第六章 アートアニメーションとはなんであったのか |
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1 アートアニメーションについて 2 アニメーション三人の会 3 一九七〇年代の自主制作アニメーション 4 一九八〇年代の自主制作アニメーション 5 手塚治虫とアートアニメーション 6 国際アニメーションフェスティバル広島大会 7 一九九〇年代の自主制作アニメーション 8 チェコの人形アニメーションの流行 9 アートアニメーションの広がり 10 山村浩二とアートアニメーション 11 自主制作アニメーションとアニメブーム 12 日本のアニメーションと海外のアニメーション |