タイトルコード |
1000100281661 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦後日本社会の誕生 |
書名ヨミ |
センゴ ニホン シャカイ ノ タンジョウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
橋本 健二/編
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著者名ヨミ |
ハシモト ケンジ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
弘文堂
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出版年月 |
2015.6 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-335-55169-7 |
ISBN |
4-335-55169-7 |
数量 |
342p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
210.76
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件名 |
日本-歴史-昭和時代(1945年以後)
社会階層
社会的移動
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内容紹介 |
戦後70年、日本社会が立ち上がっていく過程を、SSM調査(社会階層と移動全国調査)や、東京大学社会科学研究所所蔵の社会調査データにもとづいて明らかにする。 |
著者紹介 |
早稲田大学人間科学学術院教授。専攻は社会学(階級論、社会階層論)。主に計量分析によって、近現代日本の階級構造とその変動過程を分析する。著書に「階級社会」「「格差」の戦後史」など。 |
目次タイトル |
序章 戦後社会形成史という試み |
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一 戦前から戦後へ 二 データで描く戦後社会の成立過程 三 戦時をはさんだ階級所属の変化 四 戦後初期のデータ再分析の可能性 |
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第1章 戦前・戦中・戦後の日本的雇用慣行 |
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一 アベグレンは日本的雇用慣行の発見者か? 二 氏原正治郎の功績その先へ 三 長期雇用はいつ成立したか 四 戦後初期の年功制 五 日本的雇用慣行と労働研究 |
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第2章 兵役経験者たちの軌跡 |
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一 はじめに 二 京浜工業地域調査、調査票の職歴欄 三 兵役前後の職場への復帰の判定 四 企業別の兵役経験者数 五 一六四七名のプロフィール 六 多変量データ分析の結果から 七 復員後の就業状況 八 収入と「職員か労務者か」 九 まとめと結論 |
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第3章 戦後復興期の女性労働者 |
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一 はじめに 二 女性労働者のプロフィール 三 女性労働者の労働状況 四 女性労働者の地位達成 五 女性の同居家族 六 おわりに |
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第4章 学歴主義の戦前と戦後 |
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一 はじめに 二 日本における学歴主義の展開と起点としての戦後初期 三 経営身分制の再検討 四 分析 五 おわりに |
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第5章 経済人の軍隊体験 |
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一 軍国少年の「立身出世主義」 二 軍国少年たちの戦前・戦後 三 敗戦から高度経済成長へ 四 むすび |
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第6章 戦時体制による経歴の流動化と戦後社会 |
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一 戦時期における経歴の流動化 二 戦時体制と戦後社会 三 戦時経済の「遺産」仮説 四 データの特徴と分析課題 五 戦時期から戦後の経歴 六 戦後日本社会への「遺産」 |
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第7章 戦争未亡人たちの戦後 |
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一 戦争と貧困 二 被保護人員数の推移 三 被保護層の構成とその変化 四 戦争未亡人の階層差 |
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第8章 戦後復興期の貧困層 |
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一 問題関心 二 生活保護制度形成期における被保護層はいかに把握されてきたか 三 男性世帯主世帯の就労状況 四 男性世帯主世帯の健康状態 五 結論 |
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第9章 戦後労働調査の時代 |
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一 はじめに 二 戦後労働調査へ向けた準備期間 三 戦後労働調査の渦中へ 四 労働組合の存立根拠を求めて 五 いろいろな「調査」と利用可能性 |