タイトルコード |
1000100282017 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
大化の改新は身近にあった |
書名ヨミ |
タイカ ノ カイシン ワ ミジカ ニ アッタ |
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公地制・天皇・農業の一新 |
叢書名 |
和泉選書
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叢書番号 |
179 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河野 通明/著
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著者名ヨミ |
コウノ ミチアキ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
和泉書院
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出版年月 |
2015.5 |
本体価格 |
¥3300 |
ISBN |
978-4-7576-0748-4 |
ISBN |
4-7576-0748-4 |
数量 |
5,480p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
210.34
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件名 |
大化改新(645〜650)
条里制
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注記 |
文献:p465〜473 |
内容紹介 |
律令国家建設のスタートとなった大化の改新。だが、律令国家は天武・持統朝に建設されたとする説が学界の主流となっている。各地の条里地割や在来農具の形に大化の改新の痕跡を発見し、現場からその実在を立証する。 |
著者紹介 |
1938年大阪市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。神奈川大学名誉教授。著書に「日本農耕具史の基礎的研究」など。 |
目次タイトル |
第一章 畑地の均田制の水田日本への導入 |
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一 華北畑地の均田制と水田日本の条里制 二 畑地の均田制を水田社会に直輸入した日本 三 長地型地割と半折型地割 四 条里施工は軍国体制の基盤整備事業 五 国家構想は唐からの直輸入 |
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第二章 七道建設と条里施工のシミュレーション |
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一 七道建設と条里施工の着工年を探る 二 白雉四年の「処々大道」記事の再検討 三 直線官道施工過程のシミュレーション 四 条里施工のシミュレーション 五 「雑徭六〇日」の意味と雑徭の起源 六 平野部の国境・評境の画定 |
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第三章 国家的土地所有の起源 |
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一 「平野部を隈無く造田せよ」 二 地方豪族らに自らの土地を破壊させた改新政府 三 加功主義による完璧な国家的土地所有の成立 四 土地制度の解明には物証の採用が不可欠 |
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第四章 式内社・祈年祭と条里制 |
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一 律令国家の全国支配で語られてきた祈年祭 二 和泉国大鳥郡の条里施工と祈年祭の始まり 三 朝廷祈年祭・地域祈年祭の二層構造 四 先行研究における条里施工の下限 |
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第五章 金田章裕「条里プラン」説の再検討 |
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一 金田章裕の「条里プラン」説 二 「条里プラン」説の問題点 三 条里呼称法は施工現場の座標番付方式 四 一象限座標と四象限座標 五 金田の「小字地名→条里呼称」説 六 平城京の条坊表示は日本の創作ではない |
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第六章 孝徳期の立評と再編 |
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一 鎌田元一の天下立評論 二 改新政府の立評凍結と方針転換 三 組織原理と職務内容から見た国宰常駐開始時期 |
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第七章 農業共同体と出挙 |
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一 世帯共同体・農業共同体・地域圏 二 公出挙は国内起源か唐制導入か 三 「出挙を通した災害保険共同体」仮説 |
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第八章 中央集権的天皇権力はいつ形成されたか |
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一 永続する社会体制は争乱後の講和条約 二 天皇の全国支配を確立した評の再編と条里施工 三 「百姓」階層の成立 |
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第九章 大化改新政府による農業の一新 |
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一 稲作農具一式の班給による稲作農家の育成 二 大規模技術移転と国民統合 三 小水面水田から大水面水田へ 四 日本の農業を一新させた大化改新 |
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第一〇章 大化改新の再評価 |
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一 大化改新詔をどう扱うか 二 改新政権の主導者はやはり中大兄皇子 三 改新初期の戸籍と班田 四 郡稲から大税へ 五 原正税帳の成立と全国一斉班田 六 孝徳・天智朝と天武・持統朝 七 歴史と偶然 |