タイトルコード |
1000100285760 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
キーポイント電磁気学 |
書名ヨミ |
キー ポイント デンジキガク |
叢書名 |
物理のキーポイント
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叢書番号 |
2 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
生井澤 寛/著
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著者名ヨミ |
ナマイザワ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2015.5 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-00-007957-0 |
ISBN |
4-00-007957-0 |
数量 |
18,239p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
427
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件名 |
電気磁気学
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内容紹介 |
数学に惑わされず、電気・磁気現象の物理イメージをつかむためのテキスト。場の概念を中心にすえ、最終目標をマクスウェル方程式と電磁波に置き、相対論への入門を加え、身近な物でできる実験とその分析を通して解説する。 |
著者紹介 |
1941年千葉市生まれ。東京大学理学部物理学科天文学コース卒。放送大学客員教授。理学博士。専攻は物性理論、低温物理。 |
目次タイトル |
ポイント1 電気とはなんだろう |
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電気とはなんだろう 「電気」を摩擦でつくる こすらなくても「電気」はできる 電気の正体にせまる 箔検電器を作って,電荷を調べよう 電荷が物に近づくと何が起こるか |
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ポイント2 磁気を「場」としてとらえる |
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磁気とはなんだろう 磁気力は場だ 磁場の強さをどう表わすか なぜ鉄は磁石に引きつけられるか いろいろな磁性体 |
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ポイント3 電場とは何か |
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電荷の間にはどんな力が働くか 数式表現のための準備 クーロンの法則を式で表わそう 重ね合わせの原理 電場とは何か 点電荷と電気双極子 電束密度とガウスの法則 ガウスの法則の微分形と積分形 連続極限 |
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ポイント4 ガウスの法則から電場を求める |
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一様に帯電した球 一様に帯電した平面による電場 電場と仕事 仕事は道筋によるか 静電場は渦なし 電気的ポテンシャル 電位から電場を出す |
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ポイント5 電荷分布から電位へ |
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電荷分布から電位へ 連続分布の電荷による電場と電位 ポアソン方程式 点源はデルタ関数 電場のエネルギー |
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ポイント6 絶縁体と誘電体 |
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導体とは何か 電荷をためるキャパシター 電場の中で絶縁体に何が起こるか 絶縁体の中のガウスの法則 誘電体中の電場 キャパシターに誘電体をはさむ 誘電体の中のクーロンの法則 |
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ポイント7 電池と定常電流 |
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ボルタの電池 電気分解とメッキ 電池による電流はなぜ定常的になるか 定常電流の電場 抵抗があると熱が出る 電気回路とキルヒホッフの法則 |
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ポイント8 アンペールの法則とビオ-サバールの法則 |
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電流が磁場をつくり出す 電流間に力が働く 運動する電荷に働く力 平行電流の間の力 電流のつくる磁場 静磁場についてのアンペールの法則 アンペールの法則の応用 円電流のつくる磁場 磁化と面電流密度 磁化電流とアンペールの法則の拡張 |
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ポイント9 電気をつくる |
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時間的に変わる磁場で何が起こるか 電磁誘導の法則 ローレンツ力による誘導電場 なぜ誘導起電力を生むか 電気をつくる |
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ポイント10 ベクトルポテンシャルとは何か |
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ベクトルポテンシャルの由来 ゲージ不変性 微小円電流のベクトルポテンシャル ベクトルポテンシャルの物理的性質 ループ電流の回路系ポテンシャル 磁場のエネルギー 電磁場のエネルギー密度 |
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ポイント11 マクスウェル方程式と電磁波 |
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閉じていない回路に電流は流れるか 電束電流は磁場をつくるか 電荷は保存されるか 電磁気学の体系 電磁波方程式を導く 電磁ポテンシャルに対する電磁波方程式 電磁波方程式から電磁波を取り出す 平面波 境界条件に従う定在波 球面波と遅延ポテンシャル 電気双極子による電磁波放射 ヘルツはいかに電磁波を発見したか |
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ポイント12 光を追い越せるか |
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ガリレイの相対性 光の速さは運動で変わるか 絶対時間はあるのか 慣性系の間の時空の変換則 ローレンツ変換 ローレンツ変換における長さと時間 光を追い越せない! 振動数・波数の変換,光のドップラー効果 電磁場のローレンツ変換 固有の時間と質量エネルギー |