タイトルコード |
1000100286232 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ザビエルと東アジア |
書名ヨミ |
ザビエル ト ヒガシアジア |
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パイオニアとしての任務と軌跡 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岸野 久/著
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著者名ヨミ |
キシノ ヒサシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2015.6 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-02926-1 |
ISBN |
4-642-02926-1 |
数量 |
7,292,10p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
198.2236
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個人件名 |
Xavier Francisco de |
内容紹介 |
宣教師ザビエルがローマ教皇より教皇大使(ヌンシオ)に任命されていたことに着目し、日本だけではなく中国を含む東アジア全体を見据えたザビエルの布教構想を発見。異教徒改宗に専念した人物というこれまでの通説を見直す。 |
著者紹介 |
1942年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。元桐朋学園大学短期大学部教授。著書に「ザビエルの同伴者アンジロー」など。 |
目次タイトル |
序章 新たな枠組みから見たザビエル |
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第一部 ザビエルの資格 |
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第一章 ザビエルのタイトル「ヌンシオ」とその訳語 |
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はじめに 一 ヌンシオとは 二 ザビエル書翰のヌンシオ 三 ヌンシオの訳語 |
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第二章 教皇大使としてのフランシスコ・ザビエル |
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はじめに 一 教皇大使誕生の経緯 二 教皇大使としての働き 三 教皇大使ザビエルの来日 おわりに |
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附論1 フランシスコ・ザビエルとフライレ |
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はじめに 一 一六世紀前半におけるカトリック教会のインド布教 二 ザビエルとフランシスコ会士 おわりに |
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附論2 ザビエル書翰のフライレの定義について |
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はじめに 一 「フライレ」または「フラーデ」の定義 二 『ザビエル書翰』中のフライレまたはフラーデの用法 三 アルヴァロ・フェレイラとフラーデ 四 イエズス会士の表記 おわりに |
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第三章 「国王巡察使」としてのフランシスコ・ザビエル |
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はじめに 一 「国王巡察使」とは 二 巡察報告 三 「国王巡察使」の任務(一) 四 「国王巡察使」の任務(二) おわりに |
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第二部 東アジア布教構想 |
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第一章 フランシスコ・ザビエルの東アジア布教構想 |
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はじめに 一 一五四九年一一月五日付書翰の分析 二 一五五二年四月七日付書翰の分析 おわりに |
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第二章 「東アジア布教構想」の端緒とガスパル・バルゼウ |
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はじめに 一 「東アジア布教構想」の端緒 二 ガスパル・バルゼウと「東アジア布教構想」 |
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第三章 ザビエルによる第二次宣教団来日命令 |
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はじめに 一 ザビエルの来日命令 二 「第二次宣教団」来日スケジュール 三 インドへのザビエルの指示 おわりに |
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第四章 ガスパル・バルゼウの中国プロジェクト |
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はじめに 一 オルムスでの活動 二 ザビエルの来日命令 三 中国プロジェクトの終息 四 中国プロジェクトの影響 おわりに |
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第五章 ザビエル中国行きの理由 |
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はじめに 一 ザビエル書翰の中国記事 二 中国布教の意志 三 中国行きの理由 おわりに |
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第六章 ザビエルの「中国遣使・開教プロジェクト」とその顚末 |
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はじめに 一 上川島ディオゴ・ペレイラとの出会い 二 マラッカ帰還 三 ゴア滞在 四 マラッカ再訪 五 マラッカ出発とその後 おわりに |
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附論 要塞都市マラッカにおけるザビエル |
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はじめに 一 要塞都市マラッカ 二 マラッカ要塞のポルトガル人 三 ザビエルの教化活動 四 ポルトガル国王への要請 五 マラッカへのイエズス会士派遣 おわりに |
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終章 ザビエルのパイオニア性 |
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補論 ザビエルの周辺 |
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第一章 日本人アンジローの最期に関する新史料 |
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第二章 『フロイス・日本史』の史料性 |
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はじめに 一 大内義隆と真言宗 二 「大日」論争の分析 おわりに |
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第三章 ジパングとジャポンの同定者ギョーム・ポステル |
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はじめに 一 マルコ・ポーロのジパング情報とその影響 二 ザビエルと日本人アンジロー 三 ランチロット編「日本情報」 四 ギョーム・ポステル『世界の驚異』 おわりに |