タイトルコード |
1000100041795 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世刑罰制度論考 |
書名ヨミ |
キンセイ ケイバツ セイド ロンコウ |
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社会復帰をめざす自由刑 |
叢書名 |
國學院大學法学会叢書
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叢書番号 |
2 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高塩 博/著
國學院大學法学会/編
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著者名ヨミ |
タカシオ ヒロシ コクガクイン ダイガク ホウガクカイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-7923-0539-0 |
ISBN |
4-7923-0539-0 |
数量 |
7,332,10p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
322.15
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件名 |
法制史-日本
刑罰-歴史
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内容紹介 |
18世紀中葉に熊本藩で誕生した、社会復帰をめざす自由刑「徒刑」。江戸時代の徒刑制度の系譜をたどるべく、松本藩、田辺藩、津藩、庄内藩、長岡藩の自由刑について考察を加える。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一章 松本藩の「溜」制度について |
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一 「溜」に関する諸説 二 「溜」制度創設の通達 三 「溜」制度の内容 四 「溜」制度の性格 五 幕末頃から明治初年にかけての「溜入」 |
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第二章 丹後国田辺藩の「徒罪」について |
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一 「徒罪」制度の創設 二 徒人小屋の建設と運用の開始 三 「徒罪」の種類と刑期 四 徒人の処遇法(その一) 五 徒人の処遇法(その二) 六 盗犯に適用の「徒罪」と懲治等のための「徒罪」 七 「徒罪」の目的と幕府「人足寄場」 |
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第三章 丹後国田辺藩の博奕規定と「徒罪」 |
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一 博奕と「徒罪」に関する史料 二 「徒罪」制度の創設と「徒罪」の種類 三 博奕規定の制定 四 博奕規定の根拠となった判例 五 賭鉄炮規定の根拠となった判例 六 博奕犯罪に適用する「徒罪」 七 博奕規定の改正 |
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第四章 津藩の「揚り者」という刑罰 |
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一 高兌時代の刑罰改革と津阪東陽 二 「揚り者」に関する史料 三 「揚り者」の創設年次 四 「揚り者」の内容 五 「揚り者」の性格 |
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第五章 庄内藩の「人足溜場」について |
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一 「人足溜場」に関する史料 二 「人足溜場」の内容 三 収容手続と釈放手続 四 人足溜場入の実例 五 「人足溜場」の趣旨と特長 六 「人足溜場」の系譜 |
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第六章 長岡藩の「寄場」について |
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一 「寄場」に関する史料(その一) 二 「寄場」に関する史料(その二) 三 「寄場」の内容(その一) 四 「寄場」の内容(その二) 五 「寄場」の性格 |
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第六章補遺 長岡藩「寄場」に関する史料紹介 |
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附 和歌山藩の徒刑策草案 |
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一 「国律」の刑罰体系 二 南葵文庫蔵「刑律譚」 三 田中良右衛門の徒刑案 四 幕府「人足寄場」および熊本藩「徒刑」の参照 |