タイトルコード |
1000100394413 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世京焼の考古学的研究 |
書名ヨミ |
キンセイ キョウヤキ ノ コウコガクテキ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
角谷 江津子/著
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著者名ヨミ |
スミヤ エツコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
雄山閣
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出版年月 |
2016.6 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-639-02422-4 |
ISBN |
4-639-02422-4 |
数量 |
275p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
216.2
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件名 |
遺跡・遺物-京都市
陶磁器-日本
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注記 |
布装 |
内容紹介 |
考古学調査の成果から京焼の実像を解明する書。伝世品を対象にした作品・作家研究に対し、出土した遺物を対象に「京焼」の定義を明確にしたうえで編年案を提起。その歴史的変遷と意義を明らかにする。 |
著者紹介 |
和歌山県生まれ。同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程前期修了。同大学文学部非常勤嘱託講師。同志社女子大学現代社会学部非常勤嘱託講師。 |
目次タイトル |
序章 研究史 |
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第1章 京焼以前 |
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はじめに 第1節 寺町旧域遺跡出土の天目碗 第2節 相国寺旧境内遺跡出土の天目碗 第3節 姥柳町遺跡出土の天目碗 第4節 江戸時代中期の寺院での茶の飲用 おわりに |
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第2章 京焼の生産 |
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はじめに 第1節 生産遺跡の発掘 第2節 生産遺跡出土遺物の特徴と年代観 第3節 美濃陶器との関係 第4節 軟質施釉陶器の発見と文献にみる「今ヤキ」「京ヤキ」 第5節 軟質施釉陶器生産から本焼焼成へ おわりに |
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第3章 肥前京焼風陶器と京焼 |
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はじめに 第1節 京焼風陶器とは 第2節 同志社校地出土の京焼風陶器 第3節 京焼との関係 第4節 同志社校地出土の京焼風陶器が意味するもの 第5節 京焼風陶器にみられる京焼の影響 第6節 山水 おわりに |
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第4章 同志社校地出土の京焼 |
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はじめに 第1節 同志社校地出土の京焼 第2節 編年的研究 おわりに |
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第5章 近世京都出土の信楽焼と京焼 |
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はじめに 第1節 信楽焼をふくむ一括資料 第2節 一括資料にみる信楽焼の変遷 おわりに |
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第6章 平安京左京北辺四坊(公家町遺跡)出土の京焼 |
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はじめに 第1節 年代尺度としての時間軸の設定 第2節 左京北辺四坊(公家町遺跡・京都迎賓館地点)出土遺物の様相と年代的考察 おわりに |
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第7章 禁裏御用品としての京焼 |
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はじめに 第1節 研究史 第2節 公家町遺跡出土の禁裏御用の京焼 第3節 禁裏御用の京焼にともなうその他の京焼 第4節 公家町遺跡出土の禁裏御用の京焼とその他の京焼 第5節 同志社校地出土の京焼との比較研究 おわりに |
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第8章 常盤井殿町遺跡(旧二條家邸跡)出土の京焼 |
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はじめに 第1節 同志社女子大学体育施設地点調査で出土した京焼 第2節 出土京焼からわかること 第3節 体育施設地点調査以前の常盤井殿町遺跡調査で出土した京焼 第4節 体育施設地点調査以前の常盤井殿町遺跡調査で出土した京焼からわかること 第5節 常盤井殿町遺跡出土の京焼 第6節 新出の京焼について おわりに |
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第9章 近世京都出土の京焼 |
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はじめに 第1節 同志社校地と左京北辺四坊(公家町遺跡)の出土状況比較 第2節 同志社校地における出土状況 第3節 京焼出土状況の年代的変遷からわかること おわりに |
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終章 近世考古学の発展が京焼研究にもたらしたもの |
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付篇Ⅰ 遺跡出土の「小町紅」銘紅容器 |
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はじめに 第1節 生産と「商標」、販売方法について 第2節 流通について 第3節 消費について 第4節 まとめ おわりに |
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付篇Ⅱ 旧柳原邸遺構と草創期の同志社女学校 |
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はじめに 第1節 文献にみる旧柳原邸 第2節 幕末の旧柳原邸遺構と遺物 第3節 幕末期公家屋敷指図による検討 第4節 Davis転居と女学校移転 おわりに |