タイトルコード |
1000100474821 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「戦争体験」とジェンダー |
書名ヨミ |
センソウ タイケン ト ジェンダー |
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アメリカ在郷軍人会の第一次世界大戦戦場巡礼を読み解く |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
望戸 愛果/著
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著者名ヨミ |
モウコ アイカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2017.1 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-7503-4463-8 |
ISBN |
4-7503-4463-8 |
数量 |
266p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
253.07
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件名 |
アメリカ合衆国-歴史-20世紀
世界大戦(第一次)
在郷軍人
性差-歴史
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注記 |
在郷軍人会略年表:p247 文献:p248〜257 |
内容紹介 |
1920年代に在郷軍人会会員としてヨーロッパ戦場巡礼を行った男性退役軍人と元従軍看護婦をめぐる歴史社会学的な実証分析。「「戦争体験」のジェンダー化された序列」という理論的枠組みの精緻化および普遍化を図る。 |
著者紹介 |
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員PD。専門は国際社会学、歴史社会学、ジェンダー研究。 |
目次タイトル |
序章 「軍事化」と「平凡化」をめぐる諸問題 |
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1 「軍事化とジェンダー」論再考 2 「戦争の平凡化」の担い手としての退役軍人組織 3 先行研究の整理 4 本書の構成 |
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第1章 「戦争体験」のジェンダー化された序列 |
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1 フランス再訪エッセイコンテスト 2 歴史的背景 3 「第一の戦場」と「第二の戦場」 4 アメリカ軍の「地獄絵図」 5 序列の厳格化と曖昧化 6 <策略>としての「戦争の平凡化」の過程 |
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第2章 アメリカ在郷軍人会の設立過程 |
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1 二つの「アメリカ在郷軍人会」 2 在郷軍人会の「一〇〇パーセント・アメリカニズム」 3 在郷軍人会の組織構造 4 ヘレン・フェアチャイルド基地の創設 5 機関誌投稿欄上の看護婦論争 |
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第3章 戦場巡礼の開始 |
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1 「真の巡礼者」の登場 2 「首尾よくいかなかった」アメリカ軍戦場墓地 3 「男たち」の在郷軍人会巡礼 |
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第4章 戦場巡礼の変容 |
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1 アメリカ人による戦後フランス観光 2 「思い出」と化すフランス戦場 3 トーマス・クックと在郷軍人会 4 「豪華」から「安価」へ |
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第5章 大規模化する戦場巡礼 |
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1 「フランス大会委員会」の設置 2 「機会を逸した人々」のために 3 元従軍看護婦のフランス再訪 4 「神聖なるもの」の危機 5 新時代の<策略> |
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終章 「戦争体験」のジェンダー学のために |
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1 序列の応用可能性 2 「平和を愛する/戦争を抱きしめる」人々 3 序列の周縁から問う |