タイトルコード |
1000100486361 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
水産遺伝育種学 |
書名ヨミ |
スイサン イデン イクシュガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中嶋 正道/編
荒井 克俊/編
岡本 信明/編
谷口 順彦/編
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著者名ヨミ |
ナカジマ マサミチ アライ カツトシ オカモト ノブアキ タニグチ ノブヒコ |
出版地 |
仙台 |
出版者 |
東北大学出版会
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出版年月 |
2017.3 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-86163-270-9 |
ISBN |
4-86163-270-9 |
数量 |
5,243p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
666.11
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件名 |
水産増殖
育種学
遺伝学
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内容紹介 |
遺伝学を主として、生態学や分類学、生理学、統計学、生殖・発生生物学など多様な領域をベースにした、水産遺伝育種学の入門書。遺伝育種の基礎を説明し、遺伝マーカー、染色体操作と育種、遺伝子操作技術等について解説する。 |
目次タイトル |
第1章 魚類育種の歴史と発展 |
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1.育種と育種学 2.家魚化の歴史 3.形質と育種素材 4.魚類養殖と育種の始まり 5.育種技術体系と養殖業との関わり 6.育種に関連のある科学分野 7.魚類育種学の進歩 8.バイオテクノロジーと魚類育種学 9.育種の進歩とリスク管理 |
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第2章 遣伝子から形質へ |
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1.遣伝子の本体 2.形質と変異 3.メンデルの法則 4.様々な遺伝様式 5.遺伝要因と環境要因 6.連鎖と組換え 7.遺伝子から形質へ |
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<話題1>養殖魚にみられる形態異常を防ぐには? |
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第3章 遺伝マーカーと多型の検出 |
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1.はじめに 2.解析対象領域と検出法 3.核ゲノム 4.ミトコンドリアゲノム |
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第4章 集団における遺伝の法則 |
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1.生物集団の遺伝的多様性 2.集団の遺伝的組成 遺伝子型頻度と遺伝子頻度 3.バーディ・ワインベルグの法則 4.バーディ・ワインベルグの法則の応用 5.ハーディ・ワインベルグの法則を乱す要因 6.遺伝的多型と遺伝的変異性の定量化 7.集団の有効な大きさ |
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第5章 量的形質における遺伝の法則 |
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1.量的形質と質的形質 2.量的形質をどのように捉えるか 3.遺伝率と遺伝相関 4.遣伝相関 5.遺伝率推定の実際 6.近親交配と近交弱勢 7.ヘテロシスと雑種強勢 |
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<話題2>環境適応能力評価手法の開発 |
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第6章 染色体操作と育種 |
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1.染色体燥作の原理と技術 2.倍数体 3.雌性発生と雄性発生 4.クローン |
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第7章 連鎖解析とマーカーアシスト選抜 |
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1.目的 2.連鎖解析の原理 3.QTL解析の原理 4.マーカーアシスト選抜 |
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第8章 遺伝資源の利用と保全 |
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1.生物多様性と遺伝資源 2.生物多様性条約と絶滅リスク管理 3.生物種の絶滅リスクと対策 4.遺伝的多様性保全の意義 5.遺伝資源の保全単位 6.生物集団の調査法 7.水産生物における遺伝的多様性保全 8.放流事業による遺伝的攪乱防止 |
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<話題3>荒川水系と利根川水系のイワナは,深い関係にある |
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第9章 水産養殖における選抜育種 |
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1.マダイ 2.ヒラメ(マーカーアシスト選抜) 3.グッピーにおける品種改良の歴史 |
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第10章 交雑と育種 |
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1.雑種の生物学 2.サケ科魚類 3.コイ科魚類 4.その他の魚介類 |
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第11章 水産育種におけるゲノム情報の利用 |
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1.水産遺伝育種の目標とゲノム情報 2.ゲノム解読計画の歴史 3.ゲノム解読の方法 4.バイオインフォマティクスとDNA配列データベースの活用 5.原因遺伝子の探索:連鎖マッピングと連鎖不平衡マッピング 6.機能ゲノミクス 7.エコゲノミクス 8.補足としての海外事情 |
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<話題4>ヒラメ・カレイ類における眼位の左右制御と逆位の発生メカニズム |
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第12章 遺伝子・細胞操作と水産育種における応用 |
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1.水産生物における遣伝子操作 2.水産生物における細胞操作 3.水産応用に向けた課題と展望 |
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χ[2]分布表 |