タイトルコード |
1000100676630 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
教育と他者 |
書名ヨミ |
キョウイク ト タシャ |
|
非対称性の倫理に向けて |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
橋本 憲幸/著
|
著者名ヨミ |
ハシモト ノリユキ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
|
出版年月 |
2018.12 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86110-614-9 |
ISBN |
4-86110-614-9 |
数量 |
328,36p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
370
|
件名 |
教育
発展途上国
国際協力
ポストコロニアリズム
|
注記 |
文献:巻末p8〜36 |
内容紹介 |
開発途上国に対する国際教育開発においては、教育という行為について、批判的であることが求められる。その正当性の根拠を、ポストコロニアリズムの位置性、共生思想等の検討を通して問い、他者への関与における倫理に求める。 |
著者紹介 |
1981年福島県生まれ。筑波大学大学院一貫制博士課程人間総合科学研究科修了。博士(教育学)。山梨県立大学准教授。専門は国際教育開発論、教育哲学。 |
目次タイトル |
序章 遠離の他者への教育とどう向き合うか |
|
第一節 国際教育開発と国際教育開発論-理論的外部の創出へ 第二節 現実への没入 第三節 教育の不在 第四節 国際教育開発への態度 第五節 国際教育開発は何に準拠できるか |
|
第一章 教育を語ることができるのは誰か |
|
第一節 位置性-ポストコロニアリズムからの問題提議 第二節 沈黙? 第三節 当事者とは誰か 第四節 逃走-<われわれ>と<彼/彼女ら>のあいだ 第五節 教育の位置 第六節 それがなくては教育ではない-教育の教育性 第七節 教育は誰も排除しない |
|
第二章 教育に他者を呼び出す苦しみはあるか |
|
第一節 内政不干渉 第二節 教育への権利 第三節 教育は国家主権を制約するか 第四節 苦しみゆえの義務 第五節 教育は他者を呼び出す苦しみか 第六節 教育の苦しみは消えるか 第七節 教育への衝迫 |
|
第三章 教育は他者を自由にするか |
|
第一節 理論は実現されなければならないか 第二節 選択肢と能力 第三節 教育はグローバルな正義か 第四節 発話位置の変容 第五節 教育としてのケイパビリティ・アプローチ 第六節 <われわれ>の選択 |
|
第四章 他者と共に生きるとはどういうことか |
|
第一節 国際教育開発のなかの共生 第二節 国際教育開発論のなかの共生 第三節 共生への態度 第四節 共生の原意-教育学、社会学、哲学 第五節 暴力も共生である、か |
|
第五章 共生は教育に何をもたらすか |
|
第一節 国際教育開発の文脈-過程のはじまりとおわり 第二節 環境が作る/環境を作る 第三節 過程から目的へ 第四節 共生は<彼/彼女ら>への解ではない |
|
第六章 教育は他者に出会えるか |
|
第一節 その後の倫理 第二節 位置性再論 第三節 ケアからの応答 第四節 教育のニーズ/ニーズの教育 第五節 ポストコロニアリズムからケアの倫理へ |
|
終章 教育は倫理的でありうるか |