タイトルコード |
1000100538778 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦後日本の反戦・平和と「戦没者」 |
書名ヨミ |
センゴ ニホン ノ ハンセン ヘイワ ト センボツシャ |
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遺族運動の展開と三好十郎の警鐘 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
今井 勇/著
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著者名ヨミ |
イマイ タケシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
御茶の水書房
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出版年月 |
2017.8 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-275-02068-0 |
ISBN |
4-275-02068-0 |
数量 |
14,328,6p |
大きさ |
23cm |
分類記号 |
319.8
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件名 |
平和
戦没者
戦没者遺族
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注記 |
文献:p317〜328 |
内容紹介 |
なぜ反戦・平和は無力なのか? 戦後日本の国是ともいうべき反戦・平和の可能性と限界を、戦没者遺族運動の追求した「戦没者」像と、「国家への献身」「国のため」を批判した劇作家・三好十郎の言説に注目して読み解く。 |
著者紹介 |
1976年香川県生まれ。筑波大学博士課程人文社会科学研究科単位取得退学。博士(文学)。筑波大学・東京外国語大学等で非常勤講師。国立公文書館アジア歴史資料センター調査員(非常勤)。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一節 問題の所在と課題 第二節 「戦没者」とは誰か 第三節 「戦没者」の「犠牲」における二つの論理 第四節 保守勢力と革新勢力が共有した反戦・平和 第五節 史料と構成 |
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第一章 戦没者遺族運動の出発と戦後国家への志向 |
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はじめに 第一節 戦没者遺族の苦悩と再出発への道 第二節 戦争犠牲者遺族同盟の結成とその可能性 第三節 初期遺族運動の分裂と再統合 おわりに |
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第二章 犠牲者=受難者としての「戦没者」と反戦・平和 |
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はじめに 第一節 日本遺族厚生連盟の出発と挫折 第二節 存続危機の中で示された靖国神社平和論 第三節 占領下遺族運動の確立と受難者意識の可能性 おわりに |
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第三章 受難者から貢献者へと転換する「戦没者」 |
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はじめに 第一節 独立に不可欠な愛国心と「戦没者」 第二節 「平和の礎」としての「戦没者」と平和天皇像の成立 第三節 戦没者遺族運動の再編と反戦・平和の動揺 おわりに |
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第四章 戦没者遺族の世代間格差克服の試みと英霊精神の再生 |
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はじめに 第一節 保革両者が認めた「戦没者」の「国家への献身」 第二節 「戦没者」認識をめぐる世代間格差の表面化 第三節 「平和と民主主義」のための愛国心 第四節 戦没者遺族が抱える反戦・平和の葛藤 おわりに |
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第五章 兵士・戦没者・遺族をめぐる劇作家三好十郎の視線 |
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はじめに 第一節 プロレタリア作家としての兵士・遺族分析 第二節 美化される兵士・戦没者と戦争協力 第三節 戦没者遺族によって実践される反戦・平和 おわりに |
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終章 |
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第一節 新たな戦没者遺族運動の始動 第二節 戦没者遺族運動と三好十郎の反戦・平和論 第三節 「戦没者」像に内在した「虚妄」 第四節 成果と課題 |