タイトルコード |
1000100586986 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古事記神話の幼年向け再話の研究 |
書名ヨミ |
コジキ シンワ ノ ヨウネンムケ サイワ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
原田 留美/著
|
著者名ヨミ |
ハラダ ルミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
おうふう
|
出版年月 |
2017.12 |
本体価格 |
¥15000 |
ISBN |
978-4-273-03809-0 |
ISBN |
4-273-03809-0 |
数量 |
287p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
913.2
|
件名 |
古事記
|
注記 |
布装 |
内容紹介 |
「稲羽の素菟神話」「ヤマタノヲロチ退治神話」の再話のうち、現行の国語教科書掲載の作品、幼年向けの絵本・物語集等のテキストを考察。日本の幼い子どもたちが、どのような古事記神話の再話作品と出会っているのかを見る。 |
著者紹介 |
1959年東京生まれ。日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期満期退学。新潟青陵大学福祉心理学部社会福祉学科教授。著書に「保育学生のための実践国語表現」など。 |
目次タイトル |
序章 なぜ今、日本の神話の幼年向け再話作品について考えるのか |
|
第一章 『古事記』はどのような文献か |
|
はじめに 第一節 『古事記』成立期の社会の状勢について 第二節 系譜記事の部分に関する見解の紹介 第三節 物語や出来事の記事部分についての見解の紹介 第四節 まとめ |
|
第二章 稲羽の素菟神話の原典について |
|
第一節 稲羽の素菟神話の出典、ならびに『古事記』での位置・意味について 第二節 稲羽の素菟神話を再話する場合に問題になる事柄一 第三節 稲羽の素菟神話を再話する場合に問題になる事柄二 第四節 稲羽の素菟神話を再話する場合に問題になる事柄三 |
|
第三章 小学校国語科教科書掲載の再話作品の検討 |
|
はじめに 第一節 なかがわ光村版「いなばの白うさぎ」について 第二節 ふくなが教育出版版「いなばのしろうさぎ」について 第三節 かわむら東京書籍版「いなばの白うさぎ」について 第四節 みやかわ三省堂版「いなばの白ウサギ」について 第五節 まとめ |
|
第四章 市販の「稲羽の素菟神話」再話絵本について |
|
第一節 考察の対象について 第二節 いもと版『いなばのしろうさぎ』について 第三節 谷版『いなばの白うさぎ』について 第四節 坪田版「いなばのしろうさぎ」について 第五節 まとめ |
|
第五章 ヤマタノヲロチ退治神話の原典について |
|
はじめに 第一節 ヤマタノヲロチ退治神話の出典について 第二節 『古事記』のヤマタノヲロチ退治神話について 第三節 ヤマタノヲロチ退治神話の登場人物について 第四節 ヤマタノヲロチ退治神話を再話する際の問題点について |
|
第六章 きさか学校図書版「ヤマタノオロチ」について |
|
第一節 きさか学校図書版とヤマタノヲロチ退治神話の比較 第二節 前段との繫がりとクサナギの大刀の扱いについて 第三節 登場人物の関係について 第四節 ヤマタノオロチの描写と退治場面の描き方について 第五節 まとめ |
|
第七章 市販の「ヤマタノヲロチ退治神話」再話絵本について |
|
第一節 考察の対象について 第二節 舟崎版『やまたのおろち』について 第三節 羽仁版『やまたのおろち』について 第四節 荻原版『やまたのおろち』について 第五節 ささき版「ヤマタノオロチ」について 第六節 まとめ |
|
終章 再話の工夫、再話作品の多様性 |