タイトルコード |
1000100605211 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
EU共同体のゆくえ |
書名ヨミ |
イーユー キョウドウタイ ノ ユクエ |
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贈与・価値・先行統合 |
叢書名 |
国際政治・日本外交叢書
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叢書番号 |
21 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山本 直/著
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著者名ヨミ |
ヤマモト タダシ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2018.3 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-623-08218-6 |
ISBN |
4-623-08218-6 |
数量 |
11,268,29p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.37
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件名 |
ヨーロッパ共同体
ヨーロッパ統合
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注記 |
文献:巻末p7〜29 |
内容紹介 |
「諸国家からなる共同体」として独特の形態の政治を展開しているEUは、歴史的条件や各国指導者の政治判断に従って形成されたのか。そしてそれが近年どのように緩み、再編が模索されているのかを解明する。 |
著者紹介 |
1972年京都府生まれ。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程退学(博士、政治学)。北九州市立大学外国語学部准教授。共著に「EUとグローバル・ガバナンス」など。 |
目次タイトル |
序章 “共同体”EUの探究 |
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第Ⅰ部 贈与の共同体としてのEU |
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第1章 多数決制の起源と成立 |
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1 理事会の多数決制 2 石炭鉄鋼共同体の多数決制 3 経済共同体の多数決制 4 「ルクセンブルクの妥協」とその後 5 EUのアイデンティティとしての多数決 |
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第2章 贈与の共同体としてのEU |
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1 国家間の贈与 2 EUにおける贈与の実践 3 贈与論と国際政治学 4 共同体の解体 5 ウィン・ウィンと贈与の共同体 |
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第3章 東方拡大の胎動とフランス |
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1 歴史的制度論の視座 2 欧州国家連合と東方拡大 3 東方拡大過程における取引の蓄積 4 東方拡大という経路への依存 |
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第Ⅱ部 価値の共同体の現段階 |
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第4章 人権外交の展開 |
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1 国際連合における人権外交 2 コンディショナリティを通じた人権規範の推進 3 人権外交の源泉 4 制約される人権外交 5 外交経験と実践のゆくえ |
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第5章 基本権庁の設置と人権統治 |
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1 基本権庁設置の経緯 2 基本権庁の概観 3 設置に向けた争点 4 設置後の基本権庁 5 基本権庁の設置の帰結 |
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第6章 テロへの対応と人権規範 |
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1 安全をめぐる言説の変化 2 EUのテロ対応と個人のプライバシー 3 出入国審査とEU市民の自由移動 4 風刺画問題とEU 5 価値と理念のゆらぎ |
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第7章 「共通の価値」と加盟国の法治体制 |
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1 共通の価値と加盟国 2 ハンガリーの法治体制とEU 3 欧州委員会の法治対策 4 コペンハーゲンのジレンマ? 5 “プーチン化”するハンガリー |
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第8章 ポーランド憲法裁判所問題とEU |
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1 憲法裁判所と法治 2 憲法裁判所問題への初動 3 欧州委員会による法治枠組みの運用 4 抵抗と躊躇 5 弛緩する価値共同体 |
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第Ⅲ部 先行統合の制度と実行 |
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第9章 先行統合の制度整備 |
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1 「より緊密な協力」の概容 2 アムステルダム条約における「より緊密な協力」の導入 3 ニース条約における「より緊密な協力」の制度整備 4 欧州憲法条約およびリスボン条約と「より緊密な協力」 5 有用な選択肢へ |
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第10章 越境協力・家族法・特許保護 |
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1 プリュム越境協力と「より緊密な協力」 2 家族法の共通ルールと「より緊密な協力」 3 統一特許の創設と「より緊密な協力」 4 差異ある欧州への助走? |
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終章 “開き直る”EUの地平 |