タイトルコード |
1000100605857 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
紛争終結後のカンボジア |
書名ヨミ |
フンソウ シュウケツゴ ノ カンボジア |
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国軍除隊兵士と社会再統合 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
牧田 満知子/著
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著者名ヨミ |
マキタ マチコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
世界思想社
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出版年月 |
2018.3 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-7907-1714-0 |
ISBN |
4-7907-1714-0 |
数量 |
4,290p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
302.235
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件名 |
カンボジア
国際協力
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注記 |
文献:p255〜275 |
内容紹介 |
長期にわたる内戦を経験したカンボジア。平和構築と除隊兵士の地域社会への再統合をめざした支援の実際と、当事者たちのその後を追い、紛争終結国の貧困削減と自立支援に向けた提言と研究上の課題を示す。 |
著者紹介 |
兵庫県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。社会人類学者。「安楽死・尊厳死」を歴史的に考察するため、欧州を中心に「死生観」の研究を行っている。 |
目次タイトル |
序章 |
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Ⅰ カンボジア国軍除隊兵士自立支援プログラム |
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第1章 カンボジア国軍除隊兵士自立支援プログラム(CVAP,Cambodia Veterans Assistance Program)の概要 |
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1 CVAPの槻要 2 CVAPの研究概要 |
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第2章 内戦の中のカンボジア近・現代史 |
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1 カンボジアの独立 2 クメール共和国(The Khmer Republic,ロン・ノル政権)時代:1970〜1975年 3 民主カンプチア(The Democratic Kampuchea,ポル・ポト政権)時代:1975〜1979年 4 カンプチア人民共和国(The People's Republic of Kampuchea):1979〜1989年 5 カンボジア連立政権国とUNTAC:1989〜1993年 6 カンボジア王国(The Kingdom of Cambodia):1993年〜 7 KR裁判と新しいカンボジア(1999年〜) |
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第3章 研究の枠組みと方法 |
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1 戦略分析の枠組み 2 分析の手法 3 三水準による概念化 4 仮説の設定 5 調査 |
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Ⅱ 事例分析 |
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第4章 カンボジア社会の概観 |
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1 カンボジア社会の概観 2 カンボジアの貧困 3 シアムリアプ州の現況 |
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第5章 シアムリアプ州における除隊兵士の調査(1) |
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1 除隊兵士61人に対する聞き取り調査 2 考察 |
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第6章 シアムリアプ州における除隊兵士の調査(2) |
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1 脆弱性の定義 2 STP受講除隊兵士に対するアンケート調査 3 考察 4 貧困の問題点 |
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第7章 シアムリアプ州における除隊兵士の調査(3) |
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1 ヴァリン郡既卒兵3事例の聞き取り調査 2 アンコールトム郡既卒兵2事例の聞き取り調査 3 考察 4 その後の除隊兵士たちと家族 5 まとめにかえて |
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Ⅲ 社会再統合とソーシャルキャピタル |
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第8章 リファラル・システム |
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1 リファラル・システムの概要 2 リファラル・システムの課題 3 仏教による救済 |
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第9章 社会再統合過程におけるソーシャルキャピタル |
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1 ソーシャルキャピタルの定義 2 村落におけるソーシャルキャピタル 3 地域コンフリクト 4 まとめ |
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第10章 チャク・チュウ・ニィアン・コミューンの事例 |
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1 社会再生モデルの考え方 2 CBVDとチャク・チュウ・ニィアン・コミューンの概要 3 社会再生モデルの展開 4 コミュニティ型インフラ整備事業 5 まとめ |
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結論 |
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1 政策課題達成の検証 2 CVAPの支配システムの検証 3 社会再統合の検証 4 開発途上国に内在する課題 5 ソーシャルキャピタルの構築に向けて |