タイトルコード |
1000100610691 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
政治家はなぜ質問に答えないか |
書名ヨミ |
セイジカ ワ ナゼ シツモン ニ コタエナイカ |
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インタビューの心理分析 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木下 健/著
オフェル・フェルドマン/著
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著者名ヨミ |
キノシタ ケン オフェル フェルドマン |
著者名原綴 |
Feldman Ofer |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2018.4 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-623-08234-6 |
ISBN |
4-623-08234-6 |
数量 |
13,293,18p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
311.13
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件名 |
政治社会学
コミュニケーション
インタビュー
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注記 |
文献:巻末p5〜18 |
内容紹介 |
建て前、二枚舌、レトリック、はぐらかし…。日本の政治家はインタビューでどう話すのか。2012年政権交代前後における日本の政治家インタビューの事例を「どっちつかず理論」に当てはめて、実証分析する。 |
著者紹介 |
1987年大阪府生まれ。福岡工業大学社会環境学部助教。博士(政策科学)。 |
目次タイトル |
序章 政治とは「話」である |
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1 本書の目的 2 政治行動とコミュニケーション 3 「どっちつかず」とは何か 4 本書の構成と概要 |
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第1章 テレビの政治における談話 |
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1 テレビの政治インタビューとその性質 2 政治的話術 3 分析にあたって 4 回答の分析 5 コーディングについて |
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第2章 政治家と知識人の言葉遣いは同じか |
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1 文化と言語の壁 2 大衆の心を摑むため 3 討論番組の会話は同じか 4 政治家と知識人の訴え 5 文化を超えるコミュニケーション対立 |
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第3章 いかなる争点が論争を生むのか |
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1 論争の火種 2 国会議員のぼかし 3 地方レベル政治家のずらし 4 知識人のほのめかし 5 政治家の本音と建て前 |
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第4章 玉虫色の発言をするリーダー |
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1 地盤、看板、鞄を受け継ぐリーダーたち 2 檻に入れられたリーダー 3 「善処します」というレトリック 4 ディベートの葛藤 |
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第5章 良い質問vs.悪い質問 |
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1 良い質問とは何か 2 悪貨は良貨を駆逐する 3 良貨はどこにあるのか 4 穏やかでつまらないインタビュー |
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第6章 言葉は地位を貶めるか |
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1 丁寧さと無礼さ 2 顔に泥を塗るとは 3 いかに泥を塗るか 4 インタビュアーは無礼であるべきか |
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第7章 選択できない政治家たち |
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1 永田町の流儀 2 選択肢のジレンマ 3 どちらの案が良いか 4 いかに選択肢を選ばないか 5 追及の効果 |
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第8章 奥歯にモノが挟まったような言い方 |
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1 事例からの検討 2 マスメディアの影響力 3 争点、質問、名誉の複合的視点 4 三要因の交絡 5 苦し紛れの逃げ口上 |
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第9章 質問の戦略性 |
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1 情報収集か追及か 2 対人コミュニケーション 3 情報収集や円滑化があっても追及はないのか 4 戦略性の考察 5 二つの戦略 |
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第10章 映像と文字に違いがあるか |
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1 国会審議 2 政治情報の重要性 3 映像からは答えているように認識する不思議 4 国会審議は原稿が有用か 5 霞ケ関の流儀 |
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終章 政治コミュニケーション研究の展望 |
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1 回避-回避の葛藤 2 言葉は政治を変えるか 3 課題と展望 |