タイトルコード |
1000100649670 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
地域通貨によるコミュニティ・ドック |
書名ヨミ |
チイキ ツウカ ニ ヨル コミュニティ ドック |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西部 忠/編著
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著者名ヨミ |
ニシベ マコト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
専修大学出版局
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出版年月 |
2018.9 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-88125-329-8 |
ISBN |
4-88125-329-8 |
数量 |
11,302p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
337
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件名 |
地域通貨
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注記 |
文献:p253〜258 |
内容紹介 |
地域通貨を導入することで「コミュニティ=互酬原理」を働かせることの理論的意義を考察するとともに、「コミュニティ・ドック(地域ドック)」の枠組みを体系化し、地域通貨の実践的な導入・活用のための提言を行う。 |
目次タイトル |
序章 新たな社会経済政策論の必要性:市場と政府の二分法を超えて |
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第1編 コミュニティ・ドックと地域通貨 |
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第1章 コミュニティ・ドック:コミュニティの当事主体による制度変更型政策手法 |
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1-1 なぜコミュニティ・ドックか 1-2 「コミュニティ・ドック」:内発的な制度変更型政策のための具体的手法 1-3 コミュニティ・ドックの必要性:ローカルコミュニティ(地域)の重要性の視点から 1-4 生活者たる地域住民の内発性を尊重する地域レベルでの社会経済進化 1-5 コミュニティ・ドックのダイナミズム 1-6 コミュニティ・ドックの方法論 1-7 制度変更型政策手法としてのコミュニティ・ドック導入による社会進化促進の可能性 |
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第2章 地域通貨:地域経済と地域コミュニティの活性化のための統合型コミュニケーション・メディア |
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2-1 地域通貨の概念と意義 2-2 地域通貨の目的と効果 2-3 地域通貨の目的別分類 2-4 地域通貨の新展開 2-5 地域通貨の運営構想とコミュニティ・ドック |
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第2編 地域通貨を活用したコミュニティ・ドックの事例研究 |
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第3章 苫前町地域通貨流通実験(第1次、第2次) |
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3-1 コミュニティ・ドックの源流としての苫前町地域通貨流通実験 3-2 実験の経緯・背景(苫前町の人口動態等の実態) 3-3 苫前町地域通貨の仕組み(地域通貨券とポイント券) 3-4 アンケート、インタビュー、フォーカス・グループ・ディスカッションによる調査研究 3-5 苫前町地域通貨の流通分析 3-6 コミュニティへのフィードバックとコミュニティ・ドックの考え方 |
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第4章 韮崎市・北杜市地域通貨「アクア」 |
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4-1 地域通貨を活用するコミュニティ・ドック実施に至る経緯 4-2 韮崎市・北杜市と地域通貨「アクア」について 4-3 地域通貨「アクア」の流通ネットワーク分析 4-4 韮崎市・北杜市の住民意識に見る現状と課題-アンケート調査から 4-5 メディア・デザインの成果とコミュニティ・ドックの課題 |
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第5章 更別村公益通貨「サラリ」 |
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5-1 苫前町地域通貨から更別村公益通貨へのつながり 5-2 更別村公益通貨「サラリ」成立の経緯、仕組・運営、現況 5-3 更別村公益通貨「サラリ」の紙券の発行額、換金額、換金率 5-4 コミュニティ・ドックの一環としてのアンケート調査とフォーラム 5-5 アンケート調査による「幸福度」の分析 5-6 アンケート調査(2011年12月)による「貨幣意識」の分析 5-7 地域通貨の運営状況に応じたコミュニティ・ドックの政策的展開 |
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第6章 ブラジル・フォルタレザの「パルマス」:制度生態系としてのコミュニティバンクと住民組織 |
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6-1 地域通貨の現状とパルマス銀行の特徴 6-2 調査方法 6-3 パルマス銀行 6-4 地域通貨パルマの流通 6-5 地域連帯という価値意識の思考習慣としての形成 6-6 知識の伝播と後方支援 6-7 議論 6-8 パルマス銀行と地域通貨パルマの今後 |
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終章 コミュニティ・ドックの今後の課題 |