タイトルコード |
1000100677515 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
張衡の天文学思想 |
書名ヨミ |
チョウ コウ ノ テンモンガク シソウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高橋 あやの/著
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著者名ヨミ |
タカハシ アヤノ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2018.12 |
本体価格 |
¥9500 |
ISBN |
978-4-7629-6622-4 |
ISBN |
4-7629-6622-4 |
数量 |
12,324,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
440.222
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件名 |
天文学-歴史
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個人件名 |
張 衡 |
注記 |
張衡年譜:p20〜22 文献:p303〜319 |
内容紹介 |
後漢の天文学者・張衡を中心に、中国古代における天文学や宇宙論などを実証的に考察した研究。中国の宇宙論の一つである渾天説を軸に張衡の天文学思想を論じ、占術や星座をめぐって張衡の術数的思想をとり上げる。 |
著者紹介 |
1986年神奈川県生まれ。関西大学大学院文学研究科(総合人文学専攻中国文学専修)博士課程後期課程修了。同大学東西学術研究所非常勤研究員。 |
目次タイトル |
序章 本書の立場 |
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一 中国における天文学と天の思想 二 科学と術数 三 張衡について 四 中国古代の宇宙論 五 本書の構成と目的 (参考)張衡年譜 |
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第一章 「渾」の用法に見る渾天説の原義 |
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一 上古音から見る「渾」の類型 二 「渾天」の用例 三 古代の文献に見られる「渾」 四 揚雄における「渾」の用法 五 張衡における「渾」の用法 おわりに-渾天説の原義 |
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第二章 『霊憲』と『渾天儀』の比較 |
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一 『霊憲』と『渾天儀』の比較 二 『渾天儀』は張衡の作か 三 『霊憲』と『渾天儀』の扱いの相違の要因 おわりに (参考)『渾天儀』の張衡著作部分と後世の注釈部分について |
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第三章 渾天説の天文理論 |
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一 張衡の渾天説-張衡は地球概念をもっていたか 二 天文理論の継承と発展 おわりに |
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第四章 渾天説と尚水思想 |
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一 尚水思想の系譜 二 渾天説における尚水思想 三 張衡と尚水思想と崑崙山 四 天・地・水の思想 おわりに |
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第五章 張衡「思玄賦」の世界観 |
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一 張衡と「思玄賦」 二 「思玄賦」の内容と構成 三 崑崙と黄帝、西王母の位置 四 天上世界の描写 おわりに-「思玄賦」と張衡 |
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第六章 張衡と占術 |
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一 「思玄賦」の占術表現 二 『霊憲』の占術表現 三 讖緯に対する態度 おわりに |
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第七章 張衡佚文の考察 |
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一 張衡の星・星座・惑星の知識 二 張衡の佚文 三 張衡佚文と『晋志』、『史記正義』 四 張衡佚文の検討 おわりに (附表)張衡の佚文対照表 |
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第八章 『海中占』関連文献に関する基礎的考察 |
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一 目録中の「海中」諸文献 二 「海中」諸文献の「海中」に対する認識 三 『海中星占』、『海中占』の佚文 四 『海中占』の占辞の特徴 五 「海中」の検討 おわりに 附 『海中占』の輯佚 |
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終章 本書のまとめ |