タイトルコード |
1000100684177 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ヴェーバーの心情倫理 |
書名ヨミ |
ヴェーバー ノ シンジョウ リンリ |
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国家の暴力と抵抗の主体 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
内藤 葉子/著
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著者名ヨミ |
ナイトウ ヨウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
風行社
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出版年月 |
2019.1 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-86258-123-5 |
ISBN |
4-86258-123-5 |
数量 |
292,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.234
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個人件名 |
Weber Max |
注記 |
文献:p264〜286 |
内容紹介 |
マックス・ヴェーバーの政治的思考における政治と倫理の緊張関係に注目し、近代国家との関係において近代的主体がどのような特質をもって現れてくるかを、とくに暴力の問題と心情倫理から接近して論じる。 |
著者紹介 |
1970年生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会科学)。大阪府立大学准教授。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題 |
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第一部 近代国家の暴力 |
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第一章 闘争の力学とリベラリズム |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 第一次世界大戦とドイツの敗戦 Ⅲ ヴェーバーにおける政治と国家 Ⅳ シュミットにおける政治と国家 Ⅴ 近代国家の問題性と新秩序構想 Ⅵ おわりに |
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第二章 近代国家の暴力と愛の無世界論 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 近代西洋世界への懐疑とトルストイへの関心 Ⅲ 近代西洋世界とロシア的同胞関係の世界 Ⅳ 第一次世界大戦とヴェーバー Ⅴ 近代国家の暴力と愛の無世界論 Ⅵ おわりに |
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第二部 心情倫理と抵抗の主体 |
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第三章 心情倫理と世界の脱魔術化 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 宗教社会学研究における心情倫理 Ⅲ 心情倫理と世界の脱魔術化 Ⅳ 諸領域の徹底的合理化と「隷従の殻」 Ⅴ 神の後退する時代における近代的主体 Ⅵ おわりに |
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第四章 心情倫理と国家の「罪」 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 平和のための「警告者」フェルスター Ⅲ ヴェーバーによるフェルスター批判 Ⅳ 善と悪の関係 Ⅴ 近代的主体の心情倫理と「神なき罪の感情」 Ⅵ おわりに |
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第五章 心情倫理と革命精神 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 『職業としての政治』の社会的背景 Ⅲ ドストエフスキーにおける「無神論者」 Ⅳ ドストエフスキーにおける「聖人」 Ⅴ 心情倫理の意義と問題性 Ⅵ おわりに |
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第六章 「神々の闘争」は「ヴェーバーの遺した悪夢」か |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 『職業としての学問』と『職業としての政治』 Ⅲ 世界の脱魔術化と意味問題の前景化 Ⅳ シュミットの「価値の専制」論 Ⅴ 「神々の闘争」と責任倫理 Ⅵ 責任倫理と愛の無世界論 Ⅶ おわりに |
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終章 総括と展望 |
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補論 公共圏と宗教 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ ヴェーバーはどのように論じられているか Ⅲ ヴェーバーはどのように論じたか Ⅳ 「共に在る」ことを問う視座としての責任倫理 Ⅴ おわりに |