タイトルコード |
1000100701573 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
価値の理論 |
書名ヨミ |
カチ ノ リロン |
版表示 |
第3版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
和田 豊/著
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著者名ヨミ |
ワダ ユタカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
桜井書店
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥4600 |
ISBN |
978-4-905261-41-4 |
ISBN |
4-905261-41-4 |
数量 |
477p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
331.6
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件名 |
経済学-社会主義
労働価値説
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内容紹介 |
労働過程論の視角と不等量交換アプローチで展開する、マルクス派支配労働価値説の本。投下労働と支配労働の概念から、市場外労働(非現実商品の投下労働・家庭内労働等)、史的唯物論、高度社会主義体制への移行までを網羅。 |
著者紹介 |
1957年石川県生まれ。名古屋大学経済学部卒業。(株)日立製作所勤務をへて、名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部教授。 |
目次タイトル |
第1章 マルクス派経済学の価格理論 |
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第1節 はじめに 第2節 マルクスの労働価値論 第3節 労働過程論の視角 第4節 貨幣=価格形態の必然性 第5節 交換価値の実体規定 第6節 不等労働量交換の重層的展開 |
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第2章 貨幣の必然性論の諸類型 |
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第1節 課題の設定 第2節 必然性論の原型 第3節 必然性論の基本4類型 第4節 新たな必然性論をめぐって |
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第3章 労働価値概念の基本性格 |
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第1節 課題の設定 第2節 労働価値概念の基礎 第3節 労働価値概念の仮想性と現実性 第4節 労働価値概念の共時性と通時性 |
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第4章 異種労働の抽象的労働への還元 |
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第1節 課題の設定 第2節 価値比例説の展開 第3節 諸説の特徴とその限界 |
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第5章 結合生産商品の労働価値規定 |
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第1節 問題の所在 第2節 諸説の展開 第3節 均等配分ルールの修正 |
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第6章 労働価値体系の生産価格体系への転形 |
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第1節 課題の設定 第2節 転形問題解決の前提 第3節 生産価格体系下の不等労働量交換 |
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第7章 転形問題論争の系譜と展望 |
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第1節 転形問題論争の源流 第2節 新リカード派のフォーク論 第3節 フォーク論克服の試み 第4節 総計一致諸命題両立論の「復活」 第5節 転形問題論争の現局面 第6節 評価と展望 |
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第8章 生産的労働論争と労働価値論 |
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第1節 課題の設定 第2節 商品論レベルの分析 第3節 再生産論レベルの分析 第4節 生産的労働論争の意義と限界 |
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第9章 諸搾取率の概念とその意義 |
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第1節 課題の設定 第2節 搾取率の第1分類 第3節 搾取率の第2分類 第4節 搾取率の第3分類 第5節 搾取率概念の批判 |
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第10章 労働価値論の国際的適用 |
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第1節 課題の設定 第2節 分析の枠組み 第3節 国際不等労働量交換の重層的展開 |
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第11章 市場外労働と労働価値論 |
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第1節 問題の所在 第2節 非実現商品の投下労働 第3節 家庭内労働 第4節 非商品形態の社会的投下労働 |
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第12章 エコロジーと労働価値論 |
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第1節 問題の所在 第2節 エコロジーと交換価値の実体 第3節 エコロジーと交換価値の水準 第4節 エコロジーと生産方法・生産量の選択 |
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付論Ⅰ 労働価値論における固定生産手段 |
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第1節 問題の所在 第2節 固定生産手段と投下労働 第3節 固定生産手段と支配労働 |
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付論Ⅱ 史的唯物論の構造と現代 |
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第1節 史的唯物論の原型 第2節 経済の構造認識のために 第3節 「生産力の規定性」をめぐって 第4節 「経済の規定性」をめぐって 第5節 資本主義の全般的危機と史的唯物論 |
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付論Ⅲ 労働価値論の諸研究 |
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1 神田敏英著『価値と生産価格』 2 日山紀彦著『「抽象的人間労働論」の哲学』 3 日山紀彦著『価値と生産価格』 4 飯田和人著『価値と資本』 5 櫛田豊著『サービス商品論』 |