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書誌情報サマリ

書名

漱石を聴く 

著者名 小川 栄一/著
著者名ヨミ オガワ エイイチ
出版者 大空社出版
出版年月 2019.3


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91026/ナソ 282/2102889211一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100702285
書誌種別 図書
書名 漱石を聴く 
書名ヨミ ソウセキ オ キク
コミュニケーションの視点から
言語区分 日本語
著者名 小川 栄一/著
著者名ヨミ オガワ エイイチ
出版地 東京
出版者 大空社出版
出版年月 2019.3
本体価格 ¥3600
ISBN 978-4-908926-61-7
ISBN 4-908926-61-7
数量 9,232p
大きさ 23cm
分類記号 910.268
件名 談話分析
個人件名 夏目 漱石
注記 文献:p202〜212
内容紹介 言文一致による口語文を主体にして、会話の部分が当時の標準語(東京語)で書かれた漱石の小説作品。近代日本語の貴重な談話資料である漱石作品を通して、近代におけるコミュニケーションのあり方を論じる。
著者紹介 1954年埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得退学。武蔵大学人文学部教授。著書に「延慶本平家物語の日本語史的研究」など。
目次タイトル 第1章 漱石作品研究の意義
1.1 コミュニケーション史的研究の構想 1.2 漱石作品会話研究の方法 1.3 漱石の生い立ちと言語環境 1.4 調査対象の作品とその底本
第2章 漱石と近代日本語
2.1 漱石の「東京訛り」 2.2 「東京訛り」(母音・子音に関するもの) 2.3 「東京訛り」(清濁等に関するもの) 2.4 「江戸語」を意味する「江戸っ子」 2.5 漱石が「東京訛り」にこだわる理由
第3章 漱石の文学理論と会話の表現
3.1 漱石作品における「F+f」理論 3.2 「文芸上の真」と「科学上の真」 3.3 通常のコミュニケーションと「F+f」理論 3.4 fの発生とコミュニケーション 3.5 会話における「協調の原理」 3.6 漱石の会話観 3.7 会話の心理分析へ
第4章 漱石作品に現れるコミュニケーションの類型
4.1 漱石作品に現れる「不完全なコミュニケーション」 4.2 不完全の原因が話し手にあるもの 4.3 不完全の原因が聞き手にあるもの 4.4 沈黙によって会話が中断するもの 4.5 洒落本『傾城買四十八手』における沈黙の会話 4.6 表現技法としての不完全なコミュニケーション
第5章 伝聞によるコミュニケーション
5.1 伝聞によるコミュニケーションと「F+f」理論 5.2 漱石作品に現れる伝聞表現 5.3 『吾輩は猫である』の伝聞表現 5.4 『坊っちゃん』の伝聞表現 5.5 『草枕』の伝聞表現 5.6 伝聞情報を伝える「能才」 5.7 伝聞情報と「うわさの公式」
第6章 翻弄のコミュニケーション
6.1 「翻弄の発言」とは 6.2 『行人』の概要 6.3 「翻弄の発言」の定義 6.4 「翻弄の発言」の分析 6.5 「翻弄の発言」の表現技巧 6.6 漱石の創見
第7章 解釈のコミュニケーション
7.1 解釈とFの推移 7.2 漱石作品に現れる「解釈」 7.3 『こころ』に現れる「解釈」 7.4 『こころ』に現れる「解釈」の実例 7.5 解釈と翻弄 7.6 解釈と「F+f」理論
第8章 「うそ」のコミュニケーション
8.1 「うそ」の談話的特質 8.2 漱石作品に現れる「うそ」の多用 8.3 「うそ」と「役割」との関係 8.4 気兼ねによる「うそ」(虞美人草) 8.5 性役割による「うそ」(こころ) 8.6 真実探究の「うそ」(明暗) 8.7 『傾城買四十八手』における「うそ」 8.8 「うそ」へのこだわり
第9章 漱石作品における演説の談話分析
9.1 近代における演説と漱石作品の演説 9.2 漱石作品における「演説」の意味・用法 9.3 漱石の演説の文末表現 9.4 漱石の文学理論に基づく演説の試み(吾輩は猫である) 9.5 詭弁と含意の演説(坊っちゃん) 9.6 聴衆に強い衝撃を与える演説(野分) 9.7 漱石の文学観を述べた演説(三四郎) 9.8 漱石作品における演説の特質
終章 漱石作品のコミュニケーション類型と文学理論
10.1 漱石作品に現れるコミュニケーション類型の特質 10.2 「F+f」理論とコミュニケーション 10.3 漱石作品におけるコミュニケーションの時代性



内容細目

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2019
910.268 910.268
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