タイトルコード |
1000100716965 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
トマス・ハーディの小説世界 |
書名ヨミ |
トマス ハーディ ノ ショウセツ セカイ |
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登場人物たちに描き込まれた国際事情と「グレート・ブリテン島」的世界 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
橋本 史帆/著
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著者名ヨミ |
ハシモト シホ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
音羽書房鶴見書店
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出版年月 |
2019.5 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7553-0415-6 |
ISBN |
4-7553-0415-6 |
数量 |
4,246p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
930.268
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個人件名 |
Hardy Thomas |
注記 |
文献:p223〜235 |
内容紹介 |
19世紀イギリスの小説家・ハーディの小説の登場人物の言動に焦点を当て、当時の政治的、経済的、社会的状況を念頭に置きながら、イギリスと、その植民地と諸外国との国際的力学の在り様を追究する。 |
目次タイトル |
序章 |
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一.本研究の目的と問題設定 二.先行研究と本研究の位置付け |
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第一部 登場人物たちとヨーロッパ諸国及びイギリス植民地 |
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第一章 『狂乱の群れをはなれて』-バスシバの結婚とウェザベリ農場の行方 |
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はじめに 一.ウェザベリ村と農場主バスシバについて 二.トロイの出自 三.トロイとオウクとボールドウッドの農場への関わり方 四.ふたつの農場の実権をめぐって おわりに |
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第二章 『ラッパ隊長』と「憂鬱なドイツ軍軽騎兵」外国人兵士たちの意味するもの |
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はじめに 一.当時のイギリス軍の外国人兵士たちと作中の外国人兵士たち 二.『ラッパ隊長』におけるアンと外国人兵士たち 三.「憂鬱なドイツ軍軽騎兵」におけるマテウスとクリストフ 四.グールドを選んだフィリスの決断をめぐって おわりに |
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第三章 『日陰者ジュード』-ジュードとスーの「事実婚」を中心にして |
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はじめに 一.ジュードとアラベラの結婚と離別 二.アラベラとカートレットの結婚 三.ジュードとスーの「事実婚」とリトル・ファーザー・タイムをめぐって 四.リトル・ファーザー・タイムによる殺人事件の顚末 おわりに |
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第二部 登場人物たちとイギリス |
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第四章 「運命と青いマント」-インド高等文官とオズワルド |
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はじめに 一.作品のストーリー展開における矛盾点 二.インド高等文官としてのオズワルド 三.オズワルドに対するアガサとハンフリーの思惑 四.オズワルドの帰国の余波 おわりに |
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第五章 『カスターブリッジの町長』-時代の変遷と町長の交代劇 |
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はじめに 一.カスターブリッジにおけるヘンチャードとファーフレイ 二.スーザン親子の遍歴 三.カスターブリッジにおけるルセッタ 四.ヘンチャードの没落 五.ファーフレイとエリザベス=ジェインの結婚 おわりに |
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第三部 登場人物たちと「グレート・ブリテン島」的世界 |
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第六章 『帰郷』-クリムとユーステイシアのエグドン・ヒースへの回帰をめぐって |
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はじめに 一.エグドン・ヒースとその住人たち 二.クリムのエグドン・ヒースへの帰郷と改心 三.エグドン・ヒースとユーステイシア 四.エグドン・ヒースにおけるユーステイシアの死と再生 おわりに |
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第七章 『ダーバヴィル家のテス』-テスとエンジェルの和解 |
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はじめに 一.アレックの家系とテスの子ソロー 二.テスと「グレート・ブリテン島」的世界 三.エンジェルにとってのブラジル おわりに |
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終章 |