タイトルコード |
1000100717314 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本における近代経済倫理の形成 |
書名ヨミ |
ニホン ニ オケル キンダイ ケイザイ リンリ ノ ケイセイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
曾 暁霞/著
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著者名ヨミ |
ソ ギョウカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
作品社
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出版年月 |
2019.6 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-86182-743-3 |
ISBN |
4-86182-743-3 |
数量 |
12,259p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
332.107
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件名 |
日本-経済
経済倫理
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注記 |
文献:p244〜254 |
内容紹介 |
荻生徂徠から渋沢栄一に至る儒学において、どのようにして商業を肯定する思想が形成されてきたか。それらにおける経済倫理思想はどのように変転してきたか。江戸時代から明治期にかけての経済状況の変化とあわせて追究する。 |
著者紹介 |
1982年中国生まれ。中国の広東外語外貿大学日本語科博士課程を経て、博士号を取得。広東省東莞理工学院文学与伝媒学院助教授。専攻は、日本文化、日本思想史。 |
目次タイトル |
第一章 序論 |
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一、問題意識 二、日本の近代 三、経済倫理思想について 四、先行研究 五、本研究の課題・意義・方法 |
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第二章 歴史的基盤 |
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一、徳川封建制の日本的特質 二、経済の発展とその影響 三、経済倫理思想の背景 |
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第三章 近代的経済倫理思想の萌芽 |
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一、荻生徂徠の人と作品 二、歴史的背景 三、荻生徂徠の主な思想 四、荻生徂徠の経済問題に関する考え 五、徂徠による経済倫理思想の革新 六、まとめ |
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第四章 近代的経済倫理思想の形成 |
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一、海保青陵の生涯と学問 二、歴史的背景 三、海保青陵の「天理」説と近代的経済合理主義の形成 四、商業第一の主張 五、興利論の提唱 六、まとめ |
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第五章 実学の思想と産業発展、そして公害 |
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一、江戸時代の実学と産業発展 二、近世中後期の公害間題 三、まとめ |
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第六章 近代的経済倫理思想の発展 |
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一、渋沢栄一の生涯 二、渋沢栄一思想における徂徠学の影響 三、歴史的背景 四、渋沢栄一による「官尊民卑」の打破 五、義と利の結合 六、渋沢栄一の職分思想 |
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第七章 結論 |
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一、日本における近代的な経済倫理思想の形成について 二、日本における近代的な経済倫理思想の特徴およびその成因 三、今後の課題 |