タイトルコード |
1000100756171 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
美学イデオロギー |
書名ヨミ |
ビガク イデオロギー |
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商業社会における想像力 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大河内 昌/著
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著者名ヨミ |
オオコウチ ショウ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2019.10 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-8158-0966-9 |
ISBN |
4-8158-0966-9 |
数量 |
6,321,46p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
930.26
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件名 |
英文学-歴史
イギリス哲学-歴史
美学-歴史
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注記 |
文献:巻末p4〜18 |
内容紹介 |
個々人が自らの情念にしたがって利益を追求する社会は調和しうるのか。政治経済学からロマン主義まで、テクストの精読により、イデオロギーの構造と展開を批判的に跡づけ、思想史と文学研究を編みなおす。 |
著者紹介 |
1959年生まれ。東北大学文学研究科博士課程中退。東北大学文学部助手、山形大学人文学部教授などを経て、東北大学文学研究科教授。博士(文学)。 |
目次タイトル |
序論 |
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本書の目的 本書の構成 本書の方法論 |
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第Ⅰ部 道徳哲学における美学 |
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第1章 シャフツベリーにおける美学と批評 |
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情念という問題 美と徳の同一化 熱狂としての徳 情念の規制 洗練と批評 美学と批評 |
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第2章 趣味の政治学 |
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趣味とは何か マンデヴィルとイデオロギー ハチソンと徳の美学化 ケイムズと神の摂理 結論 |
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第3章 ヒュームの趣味論 |
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イギリス趣味論の政治的背景 ヒュームの二つの顔 趣味とは何か 「趣味の規準について」 正義と想像力 政治と虚構 想像力の統制 |
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第4章 ヒュームの虚構論 |
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リアリズム小説という逆説 虚構と現実の区別 現実に内在する虚構 ヒュームの虚構論とリアリズム小説 |
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第5章 ヒューム、スミスと市場の美学 |
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社会理論と美学 想像力の両面的地位-ヒュームの例 想像力の両面的地位-スミスの例 『国富論』における貨幣論 商業社会と想像力 |
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第6章 バークの崇高な政治学 |
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美学と政治 バークの崇高論 バークのフランス革命論 バークの反形而上学 想像された身体 政治の美学化 |
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第7章 身体の「崇高な理論」 |
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身体の登場 政治論争の中の『人口論』 ゴドウィンの完成可能性 限界としての身体 統計学という修辞法 人口という崇高な対象 『人口論』と美学イデオロギー |
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第8章 市民社会と家庭 |
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フェミニズム、急進主義、反美学主義 本質主義の批判 階級と性の問題 家庭と徳 女子教育という問題 社会契約と性的契約 |
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第Ⅱ部 文学における政治・法・商業 |
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第9章 家庭小説の政治学 |
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家庭小説と女性の徳 女性の徳と交換価値 愛の不随意性 家庭小説の役割 |
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第10章 徳と法のあいだ |
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女性的な徳 『クラリッサ』における法と倫理 道徳と想像力 『クラリッサ』における法の介入 |
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第11章 商業社会の英雄譚 |
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個人的叙事詩という逆説 商業の問題 過去の再記述 文学の社会的使命 |
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第12章 ワーズワスと崇高 |
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ピクチャレスクと崇高 ワーズワスと崇高 蛭取り老人における崇高と労働 盲目の乞食 乞食の「物語」と言語的崇高 |
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第13章 『フランケンシュタイン』と言語的崇高 |
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アレゴリー化できないもの 『フランケンシュタイン』と崇高美学 十八世紀イギリスの崇高美学 言語がもたらす崇高 言語的崇高と物質性の問題 |
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第14章 コールリッジの『文学的自叙伝』 |
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はじめに 『文学的自叙伝』と断片性の問題 読者と市場原理 商業主義への批判 象徴の役割 ロマン主義のイデオロギー |
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第15章 コールリッジの政治的象徴主義 |
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美学、政治、ロマン主義 二項対立の機能不全 象徴、時間、歴史 政治学としての解釈学 象徴の自己解体 象徴と美学イデオロギー |
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第16章 国家を美学化するということ |
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文化という問題 美学化された国家 コールリッジの商業観 商業と文学 国家の理念 政治学としての解釈学 |