タイトルコード |
1000100796548 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
言語伝承と無意識 |
書名ヨミ |
ゲンゴ デンショウ ト ムイシキ |
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精神分析としての民俗学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岡安 裕介/著
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著者名ヨミ |
オカヤス ユウスケ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
洛北出版
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出版年月 |
2020.3 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-903127-29-3 |
ISBN |
4-903127-29-3 |
数量 |
395p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
380.1
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件名 |
民俗学
精神分析
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注記 |
文献:p363〜378 |
内容紹介 |
心はいかに伝承されるのか。その世代間の伝達の仕組みとは-。柳田國男、折口信夫、フロイト、レヴィ=ストロース、ラカンを経て析出した「言語伝承の図式」を手がかりに、日本文化に通底する特性を解き明かす。 |
著者紹介 |
1976年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。同大学人文科学研究所及び国際高等教育院非常勤講師。専門は精神分析、民俗学。 |
目次タイトル |
序論 |
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無意識の構造 日本文化を見通す民族学、あるいは社会学的視点 ランガージュへの視線 民族学から精神分析へ 日本文化を見通す精神分析的視点 日本文化を見通す民俗学的視点 本書の構成について |
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第1章 精神分析と日本民俗学との思想的交錯 |
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精神分析から民俗学へ 無意識に位置する心意現象 民族心理学としての精神分析 無意識伝承と精神分析 心理学としての民俗学 集団的な心理の伝承性 無意識の描出方法 |
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第2章 心はいかに伝承されるのか |
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柳田國男の夢分析 「広遠野譚」で語られた夢 心に刻まれた固有信仰 心理学の批判的継承 神話への三筋の道 神話へのもう一筋の道 無意識の感化 |
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第3章 柳田國男から折口信夫へ受け継がれしもの |
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言語論的民俗学の展開 民俗学の研究目的 柳田國男の方法論 生活の古典としての民俗 起原としての古代信仰 民俗に通底する古代論理 民俗学から構造人類学へ |
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第4章 構造人類学の導入 |
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構造人類学の方法論 言語伝承の図式 「天」の図式 「国」の図式 共同体の連結 言葉と翻訳者 口頭伝承の特性 |
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第5章 魂の贈与論 |
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マナの交換 デュルケム+モース理論 マナをめぐ思想的系譜 マナイズムとしての産霊 大嘗祭考 産霊を基盤としたトーテミズム 剰余としてのマナ |
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第6章 日本という言語空間における無意識のディスクール |
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「みこと」の交換 エディプスの三角形 幻想の系譜 日の神の系譜 父を包み込む効果 構造化の方向性 永遠の翻訳 |
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第7章 貴種流離譚考 |
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回帰する物語 発生への問い 古代人の世界観としての古神道 「まれびと」と「神の嫁」の物語 「神の嫁」と「神の子」の物語 発生の原因としての言語伝承 ディスクールから生成する主体の物語 |
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結論 |
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本書を振り返って 交叉する視線 結び |