タイトルコード |
1000100797047 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
遺伝子・細胞から見た応用微生物学 |
書名ヨミ |
イデンシ サイボウ カラ ミタ オウヨウ ビセイブツガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
阪井 康能/編著
竹川 薫/編著
橋本 渉/編著
片山 高嶺/編著
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著者名ヨミ |
サカイ ヤスヨシ タケガワ カオル ハシモト ワタル カタヤマ タカネ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
朝倉書店
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出版年月 |
2020.4 |
本体価格 |
¥4300 |
ISBN |
978-4-254-43124-7 |
ISBN |
4-254-43124-7 |
数量 |
8,186p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
465
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件名 |
応用微生物学
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内容紹介 |
微生物の発見からニューバイオテクノロジーまでの歴史、遺伝子から見た微生物の進化と細胞構造…。産業としての成功例が主な対象となりがちな「応用微生物」を、遺伝子発現や細胞生理といった生物学的な立場から解説する。 |
著者紹介 |
1959年兵庫県生まれ。京都大学大学院農学研究科教授。 |
目次タイトル |
第1章 微生物の発見からニューバイオテクノロジーまで |
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1.1 考古学的時代における微生物利用 1.2 古代からつづく醸造文化 1.3 微生物科学の揺籃期 1.4 近代微生物科学の黎明期 1.5 微生物科学の遺伝学的展開 1.6 微生物工業の多彩な展開 1.7 遺伝子工学・ゲノム編集による分子育種とニューバイオテクノロジーの登場 1.8 微生物工業の展望 |
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第2章 遺伝子の機能発現から微生物細胞・物質生産へ |
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2.1 生命現象を分子レベルで理解するための分子生物学と生化学 2.2 セントラルドグマと遺伝情報発現 2.3 遺伝子の化学的実体DNAと二重らせん構造 2.4 生体高分子の立体構造と機能発現-弱い結合の重要性-(分子生物学と生化学の違い) 2.5 ポスト・セントラルドグマ-分子システムから細胞システムを経て物質生産へ- 2.6 細胞における遺伝子のはたらきを理解するための方法論-代謝生化学と分子遺伝学- 2.7 応用微生物学における2つの新しい潮流-ケミカルバイオロジーとシステムバイオロジー- 2.8 一細胞を起点とする微生物集団・生物間相互作用の理解-メタゲノムとマイクロビオーム- 2.9 これからの応用微生物学 |
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第3章 遺伝子から見た微生物の進化と細胞構造 |
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3.1 進化・系統樹と分類 3.2 バクテリアの細胞構造 3.3 アーキアの細胞構造 3.4 真核微生物の細胞構造 3.5 生物界の3つのドメインにおける細胞構造上の類似点と相違点 |
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第4章 微生物のゲノムと遺伝子 |
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4.1 原核微生物(大腸菌)のゲノムと遺伝学 4.2 真核微生物(酵母)のゲノムと遺伝学 |
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第5章 微生物の遺伝子発現制御とシグナル伝達 |
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5.1 原核微生物の遺伝子発現とシグナル伝達 5.2 真核微生物の遺伝子発現とシグナル伝達 |
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第6章 タンパク質・酵素 |
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6.1 タンパク質の構造 6.2 酵素 6.3 微生物酵素とその利用 |
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第7章 微生物の代謝 |
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7.1 高エネルギー化合物ATP 7.2 酸化還元を仲介する化合物NADとNADP 7.3 異化経路における生合成前駆体の生成 7.4 ATPの生成 7.5 異化経路 7.6 同化経路 7.7 一次代謝産物と二次代謝産物 |
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第8章 微生物の育種と代謝調節・発酵生産 |
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8.1 微生物の育種法 8.2 遺伝子工学の原理 8.3 近代的な育種 |
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第9章 微生物の分離と増殖 |
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9.1 微生物の分離 9.2 微生物の増殖 |
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第10章 微生物の栄養形態・物質循環と環境保全技術 |
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10.1 微生物の栄養形態の多様性 10.2 微生物の生存環境 10.3 嫌気呼吸 10.4 光合成 10.5 化学合成独立栄養微生物のエネルギー代謝 10.6 独立栄養微生物のCO2固定 10.7 従属栄養微生物による炭素資源の利用と代謝 10.8 自然界における微生物の生存形態と物質循環 10.9 微生物を利用した環境保全技術 |