タイトルコード |
1000100856067 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」 1 |
巻次(漢字) |
1 |
書名ヨミ |
シリーズ ニホン ノ カイハツ キョウリョクシ オ トイナオス |
各巻書名 |
日本型開発協力の形成 |
各巻副書名 |
政策史1・1980年代まで |
言語区分 |
日本語 |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2020.12 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-13-034220-9 |
ISBN |
4-13-034220-9 |
数量 |
7,247p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
333.8
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件名 |
経済協力-歴史
日本-対外関係-歴史
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注記 |
文献:p219〜237 |
内容紹介 |
戦後日本の歴史、知、国際実践を開発協力から照らしだす試み。1は、第二次世界大戦の終了以後1980年代末までを対象とし、政策決定に焦点を当てながら、日本の開発協力政策潮流をたどる。 |
目次タイトル |
序章 開発協力政策の歴史を考える視座 |
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第1節 本書のミッションと分析枠組 第2節 外交・対外政策決定過程の理論・モデル 第3節 何がどのように動因として働くのか 第4節 本書の分析枠組 |
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第1部 被援助国から援助国へ |
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第1章 廃墟からの復活と開発協力の黎明 |
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第1節 焼け跡の日本でなぜ「経済協力」が重点政策テーマだったのか 第2節 なぜ民間主導だったのか 第3節 財源追求努力から「経済協力と戦後賠償の一体化」へ 第4節 「経済協力と戦後賠償の一体化」の過程 第5節 コロンボ・プラン加盟の意義と政策的背景 |
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第2章 援助国への道 |
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第1節 時代の背景 第2節 岸外交と「アジア経済開発基金」構想 第3節 「国民所得倍増計画」と開発協力の積極化 第4節 量的拡大の開始 第5節 戦後賠償が担った役割 第6節 四省庁体制の登場と変容 第7節 まとめ |
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第2部 援助大国への道 |
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第3章 国際環境の変容と開発協力の急速な拡大 |
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第1節 時代の背景(1) 第2節 時代の背景(2) 第3節 青年海外協力隊 第4節 日本型「南南協力」の登場とその意味 第5節 対韓国円借款の開始 第6節 「黒い霧」第1号の洗礼 第7節 ODAの急拡大と「脱ひも付き」の潮流 第8節 まとめ「顧客志向型」開発協力の誕生 |
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第4章 東南アジアの「反日」と開発協力政策の変容 |
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第1節 東南アジアの「反日」をめぐる2つの「謎」 第2節 「反日」の構造と衝撃 第3節 「福田ドクトリン」の意義と限界 第4節 「市場開放包括要求」に応えた「日本型開発協力モデル」の誕生 第5節 対日批判の急速な後退 第6節 まとめ |
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第5章 日米経済摩擦の衝撃と開発協力政策の変容 |
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第1節 1980年代の米国のマクロ不均衡 第2節 米国は何を求め日本はどのように対応したのか 第3節 日本の摩擦緩和行動は開発協力政策をどのように変容させたのか 第4節 外圧下の政策決定過程を考察する 第5節 まとめ 政策選択の長期的バランスシート |
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第3部 「21世紀的なドナー」を求めて |
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第6章 「もう一つのアプローチ」の形成 |
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第1節 本章の狙い 第2節 「武器輸出なきトップドナー」 第3節 「自助努力重視」をめぐる謎 第4節 「三位一体型」モデルによる経済自立の追求 第5節 「顧客志向型」開発協力の誕生 第6節 「控えめなドナー」を生んだ「深い反省」 第7節 まとめ |
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終章 単眼から複眼へ |