タイトルコード |
1000100872110 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学 |
書名ヨミ |
エッセンシャル イデンガク ゲノム カガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
ダニエル・L.ハートル/[著]
中村 千春/監訳
岡田 清孝/監訳
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著者名ヨミ |
ダニエル L ハートル ナカムラ チハル オカダ キヨタカ |
著者名原綴 |
Hartl Daniel L. |
出版地 |
京都 |
出版者 |
化学同人
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出版年月 |
2021.1 |
本体価格 |
¥8400 |
ISBN |
978-4-7598-2048-5 |
ISBN |
4-7598-2048-5 |
数量 |
26,523p |
大きさ |
28cm |
分類記号 |
467
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件名 |
遺伝学
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注記 |
原タイトル:Essential genetics and genomics 原著第7版の翻訳 |
内容紹介 |
初学者でも読み進められる平易な記述で、現代遺伝学を概観できるテキスト。動物と植物、とくにモデル生物の例をふんだんに取り入れる。分子遺伝学と古典遺伝学を統合し、ヒト遺伝学の原理を織り込む。 |
著者紹介 |
ウィスコンシン大学でPh.D.取得。ハーバード大学生物学教授。ハーバードT.H.チャン公衆衛生校で免疫と感染症の教鞭をとる。生物医学研究所上級客員会員。 |
目次タイトル |
1章 遺伝子とゲノムの遺伝暗号 |
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1.1 DNAは遺伝物質である 1.2 DNAの構造は互いに絡み合った二重らせんである 1.3 遺伝子は,タンパク質のはたらきを通じて生物に影響を与える 1.4 遺伝子は遺伝暗号によってタンパク質を指定する 1.5 遺伝子は<突然>変異によって変化する 1.6 多くの形質は多数の遺伝子や環境因子の影響を受ける複雑な形質である 1.7 進化とは変化する生命の連続性と統一性を意味する |
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2章 遺伝子伝達の遺伝学:メンデルの功績 |
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2.1 メンデルは,遺伝学に関するきわめて近代的な視点をもっていた 2.2 遺伝子は対を形成し,配偶子で分離し,受精時にランダムに融合する 2.3 アレルは,遺伝子ごとに独立に分離する 2.4 メンデル遺伝学では,偶然が中心的な役割を果たす 2.5 分離の結果はヒトの系図でも観察できる 2.6 単純な顕性が常に観察されるとはかぎらない 2.7 エピスタシスは観察される表現型の比率に影響することがある |
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3章 遺伝の染色体的基礎 |
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3.1 種は固有の染色体セットをもつ 3.2 体細胞分裂で生じる娘細胞は同一の染色体を受け継ぐ 3.3 減数分裂は遺伝的に異なる配偶子を生じる 3.4 真核生物の染色体はDNAとタンパク質が高度に絡み合った複合体である 3.5 セントロメアとテロメアは染色体に必須の構造部分である 3.6 遺伝子は染色体に存在する 3.7 遺伝学のデータ解析では確率と統計が活用される |
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4章 遺伝子連鎖と遺伝子マッピング |
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4.1 連鎖したアレルは減数分裂で行動をともにする傾向がある 4.2 組換えは連鎖した遺伝子間の交差によって生じる 4.3 二重交差は三点交配により明らかになる 4.4 多型的なDNA配列はヒトの遺伝子マッピングに使用される 4.5 四分子は減数分裂の四つの産物すべてを含む 4.6 組換えはDNA内の2本鎖切断によって開始される |
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5章 ヒト染色体と染色体のふるまい |
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5.1 ヒトは23対46本の染色体をもつ 5.2 自然流産では染色体異常が頻繁にみられる 5.3 染色体再構成は,重大な遺伝的影響を与えることがある 5.4 倍数体種は,複数の染色体セットをもつ 5.5 イネ科植物は,ゲノム進化における倍数性と染色体再構成の重要性を例示している |
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6章 DNAの構造,複製とその操作 |
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6.1 ゲノムサイズは近縁の生物種間であっても大きく異なることがある 6.2 DNAは4種類のデオキシリボヌクレオチドからなる線状のポリマーである 6.3 DNA二重鎖は塩基が水素結合を形成する二重らせんである 6.4 複製では親DNA鎖のそれぞれが新しい鎖の鋳型となる 6.5 多くのタンパク質がDNA複製にかかわる 6.6 DNA構造がわかればDNA分子を操作できる 6.7 ポリメラーゼ連鎖反応により特定のDNA断片を増幅できる 6.8 塩基配列の決定には,化学的ターミネーターやその他の方法が用いられる |
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7章 細菌とバクテリオファージの遺伝学 |
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7.1 細菌のもつ多くのDNA配列が可動性を示し,個体間あるいは種間を転移する 7.2 コロニー形成に影響を及ぼす変異は細菌の遺伝学によく利用される 7.3 形質転換はDNAの取込みと組換えにより生じる 7.4 細菌の交配時のDNA移行は一方向性である 7.5 ある種のファージは細菌DNAの一部を移行させる 7.6 同一細胞内のバクテリオファージDNA分子は組換えを起こすことがある 7.7 溶原化したファージは必ずしも宿主細菌を殺さない |
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8章 遺伝子発現の分子遺伝学 |
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8.1 ポリペプチドはアミノ酸の直線状の多量体である 8.2 アミノ酸の線形順序はDNAの塩基配列にコードされている 8.3 DNAの塩基配列がRNA転写産物の塩基配列を指定している 8.4 RNAプロセッシングによってRNAの一次転写産物はメッセンジャーRNAに変換される 8.5 ポリペプチド鎖への翻訳はリボソーム上で起こる 8.6 アミノ酸の遺伝暗号はトリプレット暗号である 8.7 複数のリボソームがメッセンジャーRNA上を連続して動く |
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9章 遺伝子調節の分子機構 |
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9.1 原核生物における転写調節は普遍的なメカニズムである 9.2 原核生物では,隣接した遺伝子のグループの多くは単一のユニットとして転写される 9.3 遺伝子の活性は転写終結を通して調節できる 9.4 真核生物は,転写活性化タンパク質,エンハンサー,およびサイレンサーを介して転写を調節する 9.5 遺伝子発現はDNAの遺伝的な化学修飾によって影響されることがある 9.6 遺伝子はRNAプロセシッングと分解の段階でも調節を受ける 9.7 翻訳段階でも調節がはたらく |
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10章 ゲノミクス,プロテオミクスと遺伝子工学 |
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10.1 ゲノム配列の決定は新しい技術によっていまや迅速で安価となった 10.2 ゲノミクスとプロテオミクスによって,全ゲノム規模の遺伝子発現パターンとタンパク質相互作用のネットワークが明らかになる 10.3 組換えDNAはDNA断片を操作することによってつくられる 10.4 遺伝子編集のためのCRISPR-Cas9技術は,遺伝子工学に革命的な新風を吹き込んだ 10.5 遺伝子工学は医療,工業,農業や研究に応用される |
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11章 発生の遺伝的制御 |
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11.1 線虫の発生における細胞運命の決定はおもに自律的である 11.2 変異アレル間の上位性の相互作用は,シグナル伝達経路を明確にするのに有用である 11.3 ショウジョウバエの発生は,段階的に進行する領域形成と細胞運命決定の好例である 11.4 シロイヌナズナの花の発生は遺伝子発現の組合せによる制御の好例である |
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12章 変異とDNA修復の分子機構 |
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12.1 変異はさまざまな方法で分類される 12.2 変異はDNA配列が変化した結果である 12.3 転移因子は変異の原因である 12.4 変異は統計的に不規則な事象である 12.5 自然変異と誘発変異は化学的に類似している 12.6 DNA損傷の多くは修復可能である 12.7 遺伝学的診断は変異やがんを誘発する原因の検出に役立つ |
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13章 細胞周期とがんの分子遺伝学 |
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13.1 細胞周期は遺伝的な制御下にある 13.2 細胞周期のチェックポイントは損傷を受けた細胞を修復させるか,または自己破壊させる 13.3 がん細胞は正常なチェックポイント機能を妨げる少数の変異をもつ 13.4 高発がん性の変異は生殖細胞系列を通じて次世代に受け継がれる 13.5 急性白血病は白血球とそれらの前駆細胞の増殖性疾患である |
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14章 分子進化と集団遺伝学 |
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14.1 DNAの塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列は,種間の進化的関係に関する情報を含んでいる 14.2 遺伝子型のアレル頻度は集団ごとに異なることがある 14.3 任意交配とは遺伝子型に関係なく起こる交配のことである 14.4 高度に多型的な塩基配列はDNAタイピングに用いられる 14.5 近親交配とは近縁関係にある個体間の交配である 14.6 進化は種内の遺伝的変化をともなう 14.7 変異と移住は集団に新たなアレルをもたらす 14.8 自然選択は生存と生殖においてより優れた遺伝子型に有利にはたらく 14.9 アレル頻度の変化にはランダムな場合がある 14.10 ミトコンドリアDNAは母性遺伝する |
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15章 複雑形質の遺伝的基礎 |
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15.1 複雑形質は多くの遺伝子と環境によって決定されている 15.2 形質値の変動は遺伝的要因と環境要因に区別できる 15.3 人為選択は「ヒトが操作する進化」の一形態である 15.4 血縁個体間の相関から遺伝的変異を検出できる 15.5 遺伝的多型の家系解析により,量的形質の遺伝子座のマッピングがなされる |