タイトルコード |
1000101020242 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
哲学者たちの天球 |
書名ヨミ |
テツガクシャタチ ノ テンキュウ |
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スコラ自然哲学の形成と展開 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
アダム・タカハシ/著
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著者名ヨミ |
アダム タカハシ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2022.10 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-8158-1100-6 |
ISBN |
4-8158-1100-6 |
数量 |
6,235,74p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
112
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件名 |
自然哲学-歴史
スコラ哲学
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注記 |
文献:巻末p4〜37 |
内容紹介 |
科学革命までの学問を一千年以上も支配したアリストテレス主義。その天と大地をめぐる教説とはいかなるもので、キリスト教世界でどのように受け止められたか。言語と文明圏をまたいだ自然哲学の展開を、つぶさに解明する。 |
著者紹介 |
1979年宮城県生まれ。オランダ・ラドバウド大学大学院博士課程満期退学。博士(哲学)。東洋大学文学部哲学科助教。 |
目次タイトル |
序章 揺籃期の自然哲学 |
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1 アリストテレスの子供たち 2 「十二世紀ルネサンス」を超えて 3 アリストテレス主義 4 天界と月下界とのつながりという争点 5 各章の概要 |
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第1章 神的な天体 |
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1 アリストテレスの神学の諸相 2 天界と神的なもの 3 天界の神的なものにかんする<古代の註解者>の見解 4 天の神々とヘルメス主義 5 天外の生命体と宇宙の第一原因 |
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第2章 天体の魂 |
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1 「第一動者」とは何か 2 星々の生命 3 『形而上学』第十二巻における天の魂の問題 4 アフロディシアスのアレクサンドロスにおける天の生命の問題 5 天の熱と宇宙の生理学的分析 |
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第3章 自然に秩序を与えるのは何ものか |
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1 哲学者たちの摂理論にたいする神学者たちの批判 2 キリスト教神学における摂理論 3 アリストテレス主義における神的摂理 |
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第4章 元素の生成変化 |
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1 アリストテレス『生成消滅論』における<元素論> 2 イブン・ルシュドの<物質主義的>立場 3 アルベルトゥスの<形而上学的>立場 |
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第5章 熱と自然発生 |
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1 自然の事物の生成と「熱」のはたらき 2 自然発生と生成の一般理論 |
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第6章 形成力 |
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1 形成力、あるいは鉱物を生み出す<製作者> 2 動物発生と天の知性 3 アリストテレスとプラトンとの思想的一致 4 生成変化の形而上学的基礎 |
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第7章 アリストテレスの擁護者たち |
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1 アリストテレス主義という母胎 2 アリストテレスの擁護者たち |