タイトルコード |
1000101137600 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世の海域交流と倭寇 |
書名ヨミ |
チュウセイ ノ カイイキ コウリュウ ト ワコウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
関 周一/著
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著者名ヨミ |
セキ シュウイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-02987-2 |
ISBN |
4-642-02987-2 |
数量 |
5,311,27p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.4
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件名 |
日本-歴史-中世
日本-対外関係-アジア(東部)-歴史
倭寇
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注記 |
文献:p287〜307 |
内容紹介 |
14世紀以降、日本海や東シナ海をとりまく地域空間が国境を越えて生成し、海域交流も転変した。対馬・朝鮮半島南岸・山陰地域・南九州を対象に、倭寇や対馬島海民、海商の活動や実態を多角的に考察する。 |
著者紹介 |
茨城県日立市生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学、筑波大学)。宮崎大学教育学部教授。著書に「中世の唐物と伝来技術」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一章 海賊の跳梁と東アジアの政情 |
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はじめに 一 海賊の活性化と海賊停止令 二 北方の流通と争乱 三 東アジア海域の変動 おわりに |
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第二章 一四世紀前半の南九州における海域交流の変容 |
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はじめに 一 考古資料からみた物流の変化 二 鎌倉末期の南九州 三 南北朝内乱と海賊 おわりに |
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第三章 東シナ海と倭寇 |
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はじめに 一 前期倭寇 二 後期倭寇 おわりに |
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第四章 海域交流の担い手、倭人・倭寇 |
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はじめに 一 漂流からみえる倭人の活動 二 三浦恒居倭の活動範囲 三 倭人と朝鮮人 おわりに |
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第五章 中世対馬の海民の日朝海域における漁業 |
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はじめに 一 対馬島周辺海域における漁業 二 朝鮮慶尚道海域における対馬海民の漁業 三 朝鮮全羅道海域における対馬海民の漁業 おわりに |
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第六章 境界の島・対馬における神事と領主 |
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はじめに 一 赤米神事の成立 二 中世の天道信仰 三 神社の年中行事と対馬島衙 四 宗氏による神事の励行 おわりに |
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第七章 東アジア海域交流のなかの中世山陰 |
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はじめに 一 中世の対外交流 二 一五世紀における山陰地域と朝鮮の交流 三 一六世紀における東アジア海域の交流と山陰地域 四 中須東原・西原遺跡の朝鮮陶磁 おわりに |
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第八章 中世南九州の対外交流 |
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はじめに 一 一〇〜一一世紀前半の対外交流 二 一一世紀後半〜一四世紀前半の対外交流 三 一四世紀後半〜一五世紀の対外交流 四 一六世紀の対外交流 おわりに |
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第九章 中世日本における外来技術伝来の諸条件 |
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はじめに 一 権力と技術伝来 二 伝来した鉄砲生産技術の移転 三 南九州〜琉球の交流 おわりに |
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第一〇章 中世の国際交流から生まれた子どもたち |
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はじめに 一 中国人海商の子どもたち 二 地頭・大宮司になる子どもたち 三 京都・畿内に暮らす子どもたち 四 唐人町の子どもたち おわりに |
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終章 |