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書誌情報サマリ

書名

京都学派と自覚の教育学 

著者名 矢野 智司/著
著者名ヨミ ヤノ サトジ
出版者 勁草書房
出版年月 2021.8


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 中央図書館一般開架37121/15/0106762119一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100920488
書誌種別 図書
書名 京都学派と自覚の教育学 
書名ヨミ キョウト ガクハ ト ジカク ノ キョウイクガク
篠原助市・長田新・木村素衞から戦後教育学まで
言語区分 日本語
著者名 矢野 智司/著
著者名ヨミ ヤノ サトジ
出版地 東京
出版者 勁草書房
出版年月 2021.8
本体価格 ¥7500
ISBN 978-4-326-25153-7
ISBN 4-326-25153-7
数量 12,582,59p
大きさ 22cm
分類記号 371.21
件名 教育学-歴史
注記 京都学派を中心とする教育思想・哲学著作年表:巻末p15〜27 文献:巻末p28〜59
内容紹介 1910年代後半〜60年代、日本の教育・教育学は京都学派の「自覚」の哲学に色濃く影響を受けてきた。京都学派の哲学と同時代の教育思想群を読み解き、日本教育学説史・思想史のコンテクストを描き直す。
著者紹介 1954年神戸生まれ。京都大学教育学研究科博士課程中退。同大学名誉教授。佛教大学教育学部教授。教育学博士。著書に「子どもという思想」「ソクラテスのダブル・バインド」など。
目次タイトル 序章 京都学派の哲学を中心に日本教育学を描きだす試み
1 近代日本教育学説史・思想史の再検討 2 教育学における京都学派の哲学の忘却 3 本書の構成と各章の主題
第Ⅰ部 京都学派を中心におく日本の教育思想史の構図
第1章 カノン形成からみた日本の教育思想史研究
1 教育思想史研究と教育思想研究の間 2 どのテクストが教育思想のテクストなのか 3 戦後の教育思想史研究におけるカノン形成とその問題 4 テクストに何をどのように問い糾すのか 5 教育思想史と教育思想と教育現実のトリアーデ
第2章 京都学派人間学と日本の教育学との失われた環を求めて
1 問題としての京都学派人間学と日本の教育学 2 大正新教育における「新カント学派」西田幾多郎とその弟子 3 京都学派教育学の誕生と展開 4 京都学派人間学の「日本教育学」的形態 5 京都学派三木清の技術論と教育科学の成立 6 京都学派人間学と戦前戦後の国民道徳論の行方 7 京都学派人間学と日本の教育学の失われた環
第3章 日本教育思想史における自覚の概念の消息
1 教育学の主題としての自覚の概念 2 自覚の概念と新カント学派 3 京都学派における自覚の概念 4 教育学における自覚の概念の変容 5 日本教育思想史という物語における自覚と発達
第4章 大正新教育のなかの西田幾多郎
1 西田哲学を軸に新教育の思想を捉える 2 西田哲学の純粋経験の立場から自覚の立場への転回 3 「自覚の教育学」における新カント学派-西田-ベルクソン 4 ベルクソンに基づく新教育の思想における西田哲学の働き 5 西田哲学の新教育の実践現場への滲透 6 ハイブリッドな新教育思想の可能性
第5章 京都学派と世界市民形成論の水脈
1 グローバリゼーション時代における世界市民という課題 2 祖国愛か人類愛かというアポリア 3 京都学派と世界市民主義 4 戦後教育における世界市民論の変容と消失
附論 京都学派におけるフォイエルバッハの人間学とマルクス主義受容の諸形態
1 マルクス主義の衝撃 2 三木清の「マルクス主義の人間学」とレーヴィット 3 田邊元の「存在的存在論的な人間学」とフォイエルバッハ 4 和辻哲郎の「人間の学」とマルクス 5 西田幾多郎の歴史的実践論とマルクス主義
第Ⅱ部 教育思想における京都学派の思考の形
第6章 西田幾多郎における教育学の構想
1 「形成作用の学」としての教育学 2 「私と汝」という人格的自己の共同存在論 3 「永遠の今の自己限定」という歴史的世界創造の時間論 4 「永遠の今の自己限定」から捉えた教育学構築の方向
第7章 京都学派としての篠原助市
1 「新カント学派」としての西田幾多郎 2 学生篠原と西田先生 3 篠原「自然の理性化」における自覚の構造 4 篠原「個人の歴史化」における行為的直観の論理 5 篠原教育学における論理と生命の振幅 6 「自覚の教育学」の行方
第8章 長田新の教育学と京都学派の哲学
1 新カント主義と生命哲学の統一的理解 2 長田教育学と西田の人間学 3 形成作用の学としての教育学 4 戦時期の国家教育学と京都学派の哲学 5 戦後のヒューマニズム論と京都学派の哲学 6 西田幾多郎からの手紙
第9章 木村素衞の形成的表現的自覚の教育学
1 京都学派の木村素衞 2 人間学の中核原理としての形成的表現的自覚 3 木村人間学の構造 4 木村教育学の構造 5 それからの教育学
第10章 森昭の教育人間学の射程
1 京都学派森昭の教育学 2 人間生成論の基本構造 3 人間生成論としての教育学 4 人間生成としての教育の課題 5 さらなる生成論へ
第11章 蜂屋慶の絶対無と集団指導の教育学
1 技術の再生産としての教育 2 「技術の世界」と「超越の世界」 3 絶対無と集団の理論 4 三度目の「賛天地之化育」としての教育
第12章 上田薫の動的相対主義に基づく人間形成の論理
1 京都学派としての上田薫 2 動的相対主義という名の自覚論 3 動的相対主義における「偶然性の論理」と「数個の論理」 4 動的相対主義に基づく「人間形成の論理」
終章 京都学派の戦後課題としての国民道徳・道徳教育の再構築
1 和辻哲郎と「国民道徳論」の変革 2 京都学派の時局の倫理と戦争問題 3 京都学派と戦後教育学 4 天野貞祐と「道徳教育」のはじまり 5 京都学派対革新派教育学による国民道徳・道徳教育をめぐる抗争 6 高坂正顕と「期待される人間像」の構想 7 京都学派における哲学者の使命と国民道徳・道徳教育 8 京都学派の哲学と日本教育学の展開



内容細目

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2021
371.21 371.21
教育学-歴史
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